おをくうへび
尾を喰う蛇
紹介 About
『尾を喰う蛇』は、病院で介護士として働く小沢興毅が、患者の老人、同僚、家族への憎悪を募らせ、暴力に呑まれていく過程を描く新潮新人賞受賞作。中西智佐乃は受賞者インタビューで、戦争における「仕方がなかった」という感覚と、現代の労働・介護の場に潜む暴力を接続して本作が動き出したと語っている。肌と肌が過剰に触れ合う介護現場のリアリティから、制度の中で日常化する暴力と貧困の問題を問う作品として読める。
評価 Reception
第51回新潮新人賞受賞作。新潮社の賞公式ページで受賞と選評掲載誌を確認し、受賞者インタビューで介護現場、暴力、労働をめぐる主題を確認した。既存のBookpooh記事では受賞年・応募総数・単行本収録情報を確認している。
出典 Sources
- 第51回新潮新人賞は中西智佐乃さんの「尾を喰う蛇」 評価書誌
(報道)受賞年・応募総数・単行本情報を確認
- 新潮新人賞 第51回 - 新潮社 評価書誌
(出版社公式)受賞作・選評掲載誌・著者プロフィールを確認
- 第51回新潮新人賞受賞者インタビュー「暴力を追いかける」 - 新潮社 紹介評価
(出版社公式インタビュー)介護現場、労働、暴力、貧困に関する主題を確認