くさのかんむり

草のかんむり

伊井直行 1983 第26回 群像新人賞 当選

紹介 About

『草のかんむり』は、伊井直行のデビュー作にあたる群像新人文学賞当選作です。現実と幻想を溶け合わせる作風の出発点として整理され、日常的な世界に異質な感覚を滑り込ませるところに特徴があります。後の作品群につながる、寓話性と実験性を読む作品です。

評価 Reception

第26回群像新人文学賞当選作です。講談社の群像新人文学賞一覧で受賞歴を確認できます。選評本文は未確認のため、評価は受賞事実とデビュー作としての位置づけに限定しています。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

当選 第26回 群像新人文学賞 (1983年)

伊井直行のほかの収録作 More

  1. 001 1989 さして重要でない一日 さしてじゅうようでないいちにち 初出・単行本(講談社、1989年)。初出誌は未確認。「パパの伝説」を併録。 会社で「社内局」経由の会議資料を回収することになった人物が、どこにあるのか誰も知らない部署を探して会社という迷宮をさまよう一日を描く。講談社の内容紹介は、困惑の一日を会社内の不条理な探索として示している。職場の制度や組織の見えにくさを、ユーモアと不穏さのある寓話として読ませる作品。 労働同調圧力孤独と疎外 第11回 野間新人賞