さしてじゅうようでないいちにち

さして重要でない一日

伊井直行 1989 第11回 野間新人賞 受賞

紹介 About

会社で「社内局」経由の会議資料を回収することになった人物が、どこにあるのか誰も知らない部署を探して会社という迷宮をさまよう一日を描く。講談社の内容紹介は、困惑の一日を会社内の不条理な探索として示している。職場の制度や組織の見えにくさを、ユーモアと不穏さのある寓話として読ませる作品。

評価 Reception

第11回野間文芸新人賞受賞作で、講談社公式の受賞履歴と講談社BOOK倶楽部の商品ページで確認できる。同商品ページでは芥川賞候補作「パパの伝説」も収録と確認できるが、選評本文は未確認。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第11回 野間文芸新人賞 (1989年)

伊井直行のほかの収録作 More

  1. 001 1983 草のかんむり くさのかんむり 初出・「群像」1983年 『草のかんむり』は、伊井直行のデビュー作にあたる群像新人文学賞当選作です。現実と幻想を溶け合わせる作風の出発点として整理され、日常的な世界に異質な感覚を滑り込ませるところに特徴があります。後の作品群につながる、寓話性と実験性を読む作品です。 恋愛青春寓話・幻想