いい なおゆき

伊井直行

b.1953

略歴 Profile

宮崎県延岡市出身。慶應義塾大学文学部史学科卒、出版社勤務を経て執筆。1983年「草のかんむり」で第26回群像新人文学賞を受賞しデビュー。幻想的な手法と現代の日常を融合させた作風で知られる。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1983年から1989年に及びます。野間新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではユーモラス、孤独と疎外、青春、同調圧力、不穏といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1983 草のかんむり くさのかんむり 初出・「群像」1983年 『草のかんむり』は、伊井直行のデビュー作にあたる群像新人文学賞当選作です。現実と幻想を溶け合わせる作風の出発点として整理され、日常的な世界に異質な感覚を滑り込ませるところに特徴があります。後の作品群につながる、寓話性と実験性を読む作品です。 恋愛青春寓話・幻想
  2. 002 1989 さして重要でない一日 さしてじゅうようでないいちにち 初出・単行本(講談社、1989年)。初出誌は未確認。「パパの伝説」を併録。 会社で「社内局」経由の会議資料を回収することになった人物が、どこにあるのか誰も知らない部署を探して会社という迷宮をさまよう一日を描く。講談社の内容紹介は、困惑の一日を会社内の不条理な探索として示している。職場の制度や組織の見えにくさを、ユーモアと不穏さのある寓話として読ませる作品。 労働同調圧力孤独と疎外 第11回 野間新人賞

単行本

  1. 001 1989 さして重要でない一日 さしてじゅうようでないいちにち 単行本・講談社 会社で「社内局」経由の会議資料を回収することになった人物が、どこにあるのか誰も知らない部署を探して会社という迷宮をさまよう一日を描く。講談社の内容紹介は、困惑の一日を会社内の不条理な探索として示している。職場の制度や組織の見えにくさを、ユーモアと不穏さのある寓話として読ませる作品。 労働同調圧力孤独と疎外 第11回 野間新人賞