ひのやま やまざるき

火の山―山猿記

津島佑子 1996 第34回 谷崎賞 受賞 第51回 野間文芸賞 受賞

紹介 About

『火の山―山猿記』は、富士山を「火の山」として見つめ、その麓に生きる有森家の変遷をたどる長篇小説です。誕生、死、愛、結婚をめぐる家族史を、戦中戦後の時間と日本近代の問いへ広げていきます。大きな歴史を家族の記録や土地の記憶に引き寄せる、津島佑子の長篇的な構成力が読みどころです。

評価 Reception

第51回野間文芸賞および第34回谷崎潤一郎賞受賞作。講談社の書籍ページでも両賞受賞とNHK連続テレビ小説『純情きらり』原案であることを確認できる。受賞・書誌・内容紹介は公式出典で確認できたが、選評本文の細部は今回未確認。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第34回 谷崎潤一郎賞 (1998年)
受賞 第51回 野間文芸賞 (1998年)

津島佑子のほかの収録作 More

  1. 001 1979 光の領分 ひかりのりょうぶん 初出・単行本(講談社、1979年)。短篇連作。 『光の領分』は、津島佑子の初期代表作で、第1回野間文芸新人賞受賞作です。講談社公式は、夫との別居から離婚に至る若い母と幼い娘の一年を、12篇の短篇連作で描く作品として紹介しています。揺れ動く女親の不安と生活感を、連作形式で精妙に組み立てる点が読みどころです。 家族母と子孤独と疎外 第1回 野間新人賞