へいせいましんがんず

平成マシンガンズ

三並夏 2005 第42回 文藝賞 受賞

紹介 About

母は家を出て行き、家には横暴な父とその愛人。学校は戦場のようで、教室に居場所はない。逃げ場のない女子中学生の夢に死神が降臨し、マシンガンを手渡す——。現役中学生の書き手が、ローティーンの苛立ちと無力感を、撃ちまくるような言葉のスピードで叩きつけた。マシンガンという暴力的なイメージは実際の銃撃ではなく、言葉を武器に世界と対峙するしかない少女の心理の表現として機能している。

評価 Reception

第42回文藝賞受賞作として『文藝』2005年冬季号に掲載され、2005年11月に河出書房新社から単行本化された。河出書房新社公式ページでは、15歳での文藝賞受賞、刊行時の発行部数、2013年の河出文庫化を確認できる。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第42回 文藝賞 (2005年)

三並夏のほかの収録作 More

  1. 001 2010 嘘、本当、それ以外 うそほんとうそれいがい 初出・文藝 2010年春季号(49巻1号) 『嘘、本当、それ以外』は、三並夏が『平成マシンガンズ』で第42回文藝賞を受賞した後に発表した受賞第一作です。NDLサーチでは「文藝賞受賞第一作」として記録され、CiNii Researchで『文藝』49巻1号、2010年、186-223ページ掲載の書誌を確認できます。デビュー作の強い語りから、三並夏… 真実と虚構青春自己認識