はだかのおうさま

裸の王様

開高健 1957 第38回 芥川賞 受賞

紹介 About

『裸の王様』は、企業の付設美術教室で働く主人公が、子どもたちの表現を管理しようとする組織と向き合う短篇です。子どもの自由な絵と大人の制度的な論理を対比させ、個人が組織に取り込まれていく過程を批評します。開高健の社会批評性と寓話性が、読みやすい構図のなかに収まった出世作です。

評価 Reception

日本文学振興会の公式一覧で第38回芥川賞受賞作として確認できる。NDLでは1958年の文藝春秋新社版書誌を確認した。開高健の名を広く知らせた初期代表作である。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第38回 芥川龍之介賞 (1957年下半期)