だだだなまち、ぐぐぐなおれ

だだだな町、ぐぐぐなおれ

広小路尚祈 2007 第50回 群像新人賞 優秀作

紹介 About

第50回群像新人文学賞優秀作に選ばれたデビュー作。タイトルの擬音めいた口語が示すとおり、ぱっとしない地方の町でくすぶる「おれ」の日々を、脱力した語り口で描く。ホテルマン、タクシー運転手、消費者金融など10以上の職を転々とした作者の経歴がにじむ、働く男の鬱屈とおかしみは、のちに芥川賞候補となる「うちに帰ろう」「まちなか」へ続く作風の出発点となった。本作自体は単行本未収録。

受賞・候補歴 Awards

優秀作 第50回 群像新人文学賞 (2007年)

広小路尚祈のほかの収録作 More

  1. 001 2010 うちに帰ろう うちにかえろう 単行本・文藝春秋 うちに帰ろうは、広小路尚祈による2010年発表の作品です。単行本は文藝春秋(2010年)。
  2. 002 2014 清とこの夜 きよとこのよる 単行本・中央公論新社 清とこの夜は、広小路尚祈による2014年発表の作品です。単行本は中央公論新社(2014年)。
  3. 003 2017 いつか来る季節 名古屋タクシー物語 いつかくるきせつ なごやたくしーものがたり 単行本・桜山社 いつか来る季節 名古屋タクシー物語は、広小路尚祈による2017年発表の作品です。単行本は桜山社(2017年)。
  4. 004 2021 北斗星に乗って ほくとせいにのって 単行本・桜山社 『北斗星に乗って』は、上野発の寝台特急「北斗星」を軸にした8編の短篇小説集。列車という移動空間が、乗客の記憶や人生の分岐、もう一つの世界へ向かうような感覚をつないでいく。旅情だけでなく、日常から少し離れた場所で自分の過去や孤独に触れる、静かな幻想味を持つ作品集である。 記憶孤独と疎外死と喪失
  5. 005 2024 ある日の、あのタクシー あるひのあのたくしー 単行本・桜山社 『ある日の、あのタクシー』は、運転手と乗客の一期一会の出会いを通して町の姿を描く、12編からなるタクシー小説集。車内という短い時間と閉じた空間に、乗る人の生活、職業、孤独、偶然の会話が交差する。タクシー運転手経験を持つ著者の経歴も重なり、労働の現場から都市を見つめる読み味がある。 労働孤独と疎外記憶