くろすふぇーだーのあいまいなひかり

クロスフェーダーの曖昧な光

飯塚朝美 2008 第40回 新潮新人賞 受賞

紹介 About

三島由紀夫『金閣寺』をモチーフとし、宗教というテーマを現代の感覚で引き受けようとした意欲作。DJ機材の「クロスフェーダー」を題名に掲げ、ふたつの音源のあいだを行き来するように、聖なるものと現実のあいだで揺れる意識の「曖昧な光」を掬い取ろうとする。第40回新潮新人賞受賞作で、受賞掲載誌はNDLサーチで確認できる。受賞作は単行本『地上で最も巨大な死骸』(新潮社、2010年)に収録された。

評価 Reception

第40回新潮新人賞受賞作。NDLサーチで『新潮』2008年11月号掲載の受賞作書誌と、2010年刊の単行本『地上で最も巨大な死骸』の書誌を確認できる。今回確認した範囲では、選評本文や単独書評は未確認。新潮社公式の過去の受賞作品一覧でも、第40回受賞作として作品名・著者名を確認した。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第40回 新潮新人賞 (2008年)

飯塚朝美のほかの収録作 More

  1. 001 2010 地上で最も巨大な死骸 ちじょうでもっともきょだいなしがい 単行本・新潮社 『地上で最も巨大な死骸』は、表題作と「クロスフェーダーの曖昧な光」を収めた飯塚朝美の単行本です。巨大な死骸というイメージは、死や身体の存在感を過剰なスケールで立ち上げます。現時点では詳細な内容資料が限られるため、死と身体をめぐる不穏な作品集として暫定的に整理します。 死と喪失身体芸術と表現