ボックスボックスボックスボックス

BOXBOXBOXBOX

坂本湾 2025 第62回 文藝賞 受賞

紹介 About

『BOXBOXBOXBOX』は、薄霧のたちこめる宅配所で箱を仕分ける安を中心に、単調な労働と禁断の欲望を描くベルトコンベア・サスペンス。ほとんど誰とも口をきかず、箱の中身を妄想して労働をやり過ごす安は、ある箱の中身を覗いたことをきっかけに、箱が次々と消えていく現象に巻き込まれる。宅配所で働く四人とそれぞれの「箱」をめぐり、労働の中で私を保つことの難しさを不穏に問う。

評価 Reception

第62回文藝賞受賞作で、第174回芥川賞候補作。河出書房新社のPRでは、選考委員が高度な技術、不気味さ、現実と妄想の境界を揺らしながら読ませる力を評価し、刊行後の重版も報じられている。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第62回 文藝賞 (第62回(2025年))