あなぐま

アナグマ

津田美幸 2025 第11回 林芙美子賞 受賞

紹介 About

『アナグマ』は、葬祭会社に出向した五十代の女性を語り手に、新しい職場での死との接触と、母の介護や看取りの記憶が重なるさまを描く作品です。死を扱う労働の現場と、家族内のケアの記憶が交差し、中年期の孤独と責任を静かな語りで見つめます。葬祭と介護という二つの場面を通じて、他者の死を手続きとして扱わざるをえない感覚が前面に出る。公開公式資料では梗概の細部を確認できないため、受賞情報と既存書誌に基づく控えめな紹介に留めています。

評価 Reception

第11回林芙美子文学賞大賞受賞作です。北九州市立文学館公式ページで、応募530編から大賞に選ばれたこと、最終選考委員が井上荒野、角田光代、川上未映子であることを確認できます。詳細な選評・書評は公開Web上では確認できませんでした。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第11回 林芙美子文学賞 (第11回(2024年度))

津田美幸のほかの収録作 More

  1. 001 2026 本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ ほんじつのもうじゃしゃばのえんつきて 単行本・朝日新聞出版 『本日ノ亡者 娑婆ノ縁尽キテ』は、2026年1月に朝日新聞出版から刊行された津田美幸の単行本。Books出版書誌データベースの内容紹介では、60年に一度の御本尊開帳を控える限界集落の寺を舞台に、秘仏の開示をめぐる老僧、博物館学芸員、役場担当者の思惑が交差する表題作として紹介されている。第11回林芙美… 宗教地域社会死生観