やすらかにいまはねむりたまえ

やすらかに今はねむり給え

林京子 1991 第26回 谷崎賞 受賞

紹介 About

『やすらかに今はねむり給え』は、長崎、上海、アメリカを背景に、被爆者としての記憶と海外体験を重ねる短篇集です。戦争の傷を大きな声で告発するだけでなく、戦後を生き続ける人物の静かな時間に沈めて描きます。林京子の原爆文学の系譜にあり、移動と記憶が響き合う一冊です。

評価 Reception

中央公論新社の谷崎潤一郎賞公式ページで第26回受賞作として確認した。NDLでは1991年講談社版の書誌を確認。谷崎賞は賞マスタ内のため `awards[]` に維持している。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第26回 谷崎潤一郎賞 (1990年)

林京子のほかの収録作 More

  1. 001 1975 祭りの場 まつりのば 初出・「群像」掲載(第73回芥川賞公式一覧で掲載誌を確認)。講談社1975年刊。 『祭りの場』は、林京子が『群像』に発表し、1975年に講談社から刊行された芥川賞受賞作です。長崎で被爆した作者自身の経験を背景に、新聞記事、記録、証言、記憶を重ねながら、1945年8月9日の「場」を二十数年後から見つめ直します。被爆文学の重要作であり、林京子の出発点となった作品です。 原爆戦争記憶 第73回 芥川賞