しょくぶつしょうじょ

植物少女

朝比奈秋 2023 第36回 三島賞 受賞

紹介 About

『植物少女』は、出産時の脳出血で植物状態になった母の病室へ通う美桜の成長を通して、母と娘の関係がどう変わるかを描く長編である。母が「意思のある母」として応答できない状況を、単純な喪失や献身に閉じず、身体、ケア、親子関係の時間として見つめる。現役医師でもある著者の視点が、医療的な状況と家族の感情を乾いた正確さで重ねる読みどころになっている。

評価 Reception

新潮社の三島由紀夫賞公式ページで第36回三島由紀夫賞受賞作として確認できる。NDLにも『新潮』2023年7月号の「第三十六回 三島由紀夫賞発表」掲載記録があり、朝日新聞出版公式ページでも同賞受賞作として紹介されている。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第36回 三島由紀夫賞 (2023年)

朝比奈秋のほかの収録作 More

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  2. 002 2022 私の盲端 わたしのもうたん 単行本・朝日新聞出版 表題作は、大学生活や飲食店のアルバイトを楽しんでいた涼子が、人工肛門とともに生きることになり、自分の身体の変化と周囲の視線に向き合う物語である。医師でもある作者が、病や障害を医学的説明だけに閉じず、身体の境界、恥、欲望、生活の手触りとして描く。併録の「塩の道」は第7回林芙美子文学賞受賞作で、朝比奈秋… 身体障害
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