さいぎょうかでん

西行花伝

辻邦生 1991 第31回 谷崎賞 受賞

紹介 About

『西行花伝』は、平安末期の歌人・西行の生涯を、架空の弟子・藤原秋実の視点から描く大作歴史小説です。出家の謎、和歌、信仰、絶対美への希求が、貴族社会の精緻な描写の中で重なっていきます。歴史小説でありながら、芸術とは何かを問う思索小説として読めます。

評価 Reception

中央公論新社の谷崎潤一郎賞公式ページで第31回受賞作として確認した。NDLでは1995年新潮社版の書誌と『新潮』連載期の書誌を確認できる。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第31回 谷崎潤一郎賞 (1995年)

辻邦生のほかの収録作 More

  1. 001 1963 廻廊にて かいろうにて 初出・1963年、新潮社刊。初出誌の詳細は今回確認できないため、単行本刊行年を year とした。 『廻廊にて』は、辻邦生の初期長篇です。NDLサーチの原本書誌では、新潮社から1963年に刊行された208ページの単行本として確認できます。NDLサーチ連携のDAISY資料では、愛を失い、結婚に破れ、芸術の空しさを抱えながら、生と芸術の意味を模索し続ける亡命ロシア人女流画家マーシャの生涯を描く作品とし… 芸術喪失