れーる の むこう

レールの向こう

大城立裕 2014 第41回 川端賞 受賞

紹介 About

沖縄に生きて創作を続けてきた老年の作家が、妻の入院をきっかけに日常と記憶を往還する作品集。表題作では、病院や家族との現在の生活と、レールの向こうにある創作の記憶が重ねられる。老いと死を含む生活を慈しみながら、作家として切り捨てられない不穏な領域を見つめる。

評価 Reception

新潮社書籍ページで第41回川端康成文学賞受賞作であることを確認できる。同ページ掲載の玄侑宗久による書評では、沖縄の歴史や戦争を生活の場から問う大城文学の文脈に本作を位置づけている。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第41回 川端康成文学賞 (2015年)

大城立裕のほかの収録作 More

  1. 001 1967 カクテル・パーティー かくてるぱーてぃー 初出・単行本(文芸春秋社、1967年刊行)。初出誌は今回未確定のため単行本年を year に採用。 『カクテル・パーティー』は、沖縄出身作家として初めて芥川賞を受けた大城立裕の代表作です。占領下の沖縄と米軍、日本本土の関係をめぐる複雑な力学を、対話と緊張の場面を通して描きます。 沖縄占領米軍 第57回 芥川賞