おおしろ たつひろ

大城立裕

b.1925 — d.2020

略歴 Profile

沖縄県中城村生まれ。上海の東亜同文書院大学予科に入学するも敗戦で中退。戦後は琉球政府通産局課長・県立博物館長を歴任しながら創作活動を続け、1967年「カクテル・パーティー」で沖縄初の芥川賞作家となった。米軍統治下の沖縄を内側から描いた戦後沖縄文学の代表的存在で、2015年「レールの向こう」で川端康成文学賞を受賞。2020年10月27日、95歳で死去。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1967年から2014年に及びます。芥川賞、川端賞の受賞作を含みます。主題や読み味では沖縄、加害と被害、記憶、緊張感、静謐といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1967 カクテル・パーティー かくてるぱーてぃー 初出・単行本(文芸春秋社、1967年刊行)。初出誌は今回未確定のため単行本年を year に採用。 『カクテル・パーティー』は、沖縄出身作家として初めて芥川賞を受けた大城立裕の代表作です。占領下の沖縄と米軍、日本本土の関係をめぐる複雑な力学を、対話と緊張の場面を通して描きます。 沖縄占領米軍 第57回 芥川賞
  2. 002 2014 レールの向こう れーる の むこう 初出・「新潮」2014年5月号。単行本は2015年8月、新潮社刊。 沖縄に生きて創作を続けてきた老年の作家が、妻の入院をきっかけに日常と記憶を往還する作品集。表題作では、病院や家族との現在の生活と、レールの向こうにある創作の記憶が重ねられる。老いと死を含む生活を慈しみながら、作家として切り捨てられない不穏な領域を見つめる。 老い記憶地方 第41回 川端賞

単行本

  1. 001 1967 カクテル・パーティー かくてるぱーてぃー 単行本・文芸春秋社 『カクテル・パーティー』は、沖縄出身作家として初めて芥川賞を受けた大城立裕の代表作です。占領下の沖縄と米軍、日本本土の関係をめぐる複雑な力学を、対話と緊張の場面を通して描きます。 沖縄占領米軍 第57回 芥川賞
  2. 002 2014 レールの向こう れーる の むこう 単行本・新潮社 沖縄に生きて創作を続けてきた老年の作家が、妻の入院をきっかけに日常と記憶を往還する作品集。表題作では、病院や家族との現在の生活と、レールの向こうにある創作の記憶が重ねられる。老いと死を含む生活を慈しみながら、作家として切り捨てられない不穏な領域を見つめる。 老い記憶地方 第41回 川端賞