にせしまい
偽姉妹
紹介 About
宝くじで3億円を当てた正子が、風変わりな「屋根だけの家」を建て、離婚後に姉妹との共同生活へ入っていく家族小説。血縁や結婚に縛られた関係に息苦しさを覚えた正子は、姉妹もまた別れたり新しく作ったりできるのではないかと考え始める。山崎ナオコーラらしい軽やかな語りで、家族制度の当たり前、女性同士の距離、暮らしを組み替える自由を問う。
評価 Reception
Books/JPRO系の書誌では、現代の家族観を揺さぶるポップで自由な家族小説として紹介されている。OpenBDには清水良典による日本経済新聞朝刊2018年12月30日の書評掲載記録があるが、本文評価までは未確認。
出典 Sources
- 本の総合カタログBooks『偽姉妹』 紹介評価書誌
中央公論新社提供の内容紹介と書誌を確認。
- OpenBD 9784120050909 評価書誌
日本経済新聞の書評掲載記録を確認。
- NDLサーチ『偽姉妹』 書誌
山崎ナオコーラのほかの収録作 More
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- 003 2007 カツラ美容室別室 かつらびようしつべっしつ 『カツラ美容室別室』は、美容室という場所を通して、働く人や訪れる人の関係を描く山崎ナオコーラの作品です。髪や見た目を整える場が、ジェンダー、労働、自己像を考える舞台になります。軽やかな会話のなかに、他人と同じ空間にいることの気まずさと楽しさが同居しています。
- 004 2008 長い終わりが始まる ながいおわりがはじまる 『長い終わりが始まる』は、終わりが一瞬ではなく長く続いていく感覚を、恋愛や生活の変化に重ねる作品です。山崎ナオコーラらしい平明な語りが、別れや変化を大げさにせず日常の速度で見せます。終わりを迎えるまでの時間そのものを読む小説です。
- 005 2008 論理と感性は相反しない ろんりとかんせいはあいはんしない 『論理と感性は相反しない』は、山崎ナオコーラの思考する文体が前面に出る作品集です。題名の通り、感情をただ情緒として扱うのではなく、考えること、名づけること、他人と距離を取ることの問題として描きます。軽い会話の奥に、ジェンダーや関係性への問いが残る作品です。
- 006 2009 あたしはビー玉 あたしはびーだま 『あたしはビー玉』は、山崎ナオコーラが一人称の感覚を通して、自己像の丸さや転がりやすさを描く作品です。題名の比喩は、主体が固定されず、他者との関係の中で動いてしまうことを示しているように読めます。軽やかな文体の奥に、孤独と自己認識の問題が残ります。
- 007 2009 ここに消えない会話がある ここにきえないかいわがある 『ここに消えない会話がある』は、会話の断片が人間関係の記憶として残ることを描く山崎ナオコーラの作品です。話したことは流れて消えるようでいて、相手との距離や自分の輪郭を決めてしまいます。言葉の軽さと残酷さを、日常の関係から考えさせる小説です。
- 008 2009 男と点と線 おとこととてんとせん 『男と点と線』は、山崎ナオコーラが男という属性や、人と人を結ぶ線の引き方を考える作品です。人物の関係は直線的に結ばれるのではなく、点のように散らばりながら、言葉によって仮につながります。ジェンダーと関係性を、軽い語り口で問い直す一冊です。
- 009 2009 手 て 手は、山崎ナオコーラによる2009年発表の作品です。単行本は文藝春秋(2009年)。
- 010 2010 この世は二人組ではできあがらない このよはふたりぐみではできあがらない この世は二人組ではできあがらないは、山崎ナオコーラによる2010年発表の作品です。単行本は新潮社(2010年)。
- 011 2011 ニキの屈辱 にきのくつじょく ニキの屈辱は、山崎ナオコーラによる2011年発表の作品です。単行本は河出書房新社(2011年)。
- 012 2012 私の中の男の子 わたしのなかのおとこのこ 私の中の男の子は、山崎ナオコーラによる2012年発表の作品です。単行本は講談社(2012年)。
- 013 2013 昼田とハッコウ ひるたとはっこう 昼田とハッコウは、山崎ナオコーラによる2013年発表の作品です。単行本は講談社(2013年)。
- 014 2015 ボーイミーツガールの極端なもの ぼーいみーつがーるのきょくたんなもの ボーイミーツガールの極端なものは、山崎ナオコーラによる2015年発表の作品です。単行本はイースト・プレス(2015年)。
- 015 2015 反人生 はんじんせい 反人生は、山崎ナオコーラによる2015年発表の作品です。単行本は集英社(2015年)。
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- 017 2015 ネンレイズム/開かれた食器棚 ねんれいずむ/ひらかれたしょっきだな ネンレイズム/開かれた食器棚は、山崎ナオコーラによる2015年発表の作品です。単行本は河出書房新社(2015年)。
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