みず と れき
水と礫
紹介 About
東京でのドブ浚いの仕事中の事故をきっかけに故郷へ戻ったクザーノが、弟分の後を追って砂漠の向こうの幻の町へ向かう物語。ラクダを伴う旅は、父、祖父、息子、孫へと連なる一族の風景を映し出し、個人の帰郷を時代と血脈の記憶へ広げていく。砂漠、身体、回帰のイメージが反復し、現在の傷が遠い世代の記憶と重なっていく構成が特徴。公式発表が「一大叙事詩」と位置づける通り、新人賞受賞作としては大きなスケールの語りを持つ。
評価 Reception
第57回文藝賞受賞作。河出書房新社の公式発表で、応募総数2360作から選ばれたこと、同回の優秀作が新胡桃『星に帰れよ』であることを確認した。出版社ページでは「一大叙事詩」と紹介され、受賞作として単行本化されている。
出典 Sources
- 水と礫 - 河出書房新社 紹介評価書誌
(公式)単行本刊行日(2020年11月16日)・受賞情報を確認。
- 第57回文藝賞受賞作決定 - 河出書房新社プレスリリース 紹介評価書誌
(公式PR)受賞・優秀作・応募総数を確認。
- 文藝賞受賞作・候補作一覧 - prizesworld.com 書誌
(第三者リスト)回次・結果を照合確認。