ハル ノ ユキ

春の雪

三島由紀夫 1969

紹介 About

三島由紀夫晩年の四部作『豊饒の海』の第一作。既登録作とは異なる後期代表作として追加候補になる。

評価 Reception

初版・初出情報は追加時に出版社/NDLで再確認する。候補段階ではNDLの収録書誌を根拠に置く。

出典 Sources

三島由紀夫のほかの収録作 More

  1. 001 1949 仮面の告白 カメン ノ コクハク 単行本・河出書房 三島由紀夫の代表的長篇。既登録の『潮騒』『金閣寺』より前の重要作として追加候補になる。 アイデンティティ身体
  2. 002 1954 潮騒 しおさい 初出・書き下ろし長篇。1954年6月10日、新潮社刊。 『潮騒』は、三重県の孤島を舞台に、若い漁夫と海女の恋を明るく端正に描く長篇です。古代ギリシャの牧歌的恋愛物語を思わせる構成を、日本の海辺の共同体に置き換えています。三島由紀夫作品のなかでは例外的に清明な青春小説として読まれ、自然と身体の健やかさが強く印象に残ります。 青春恋愛身体
  3. 003 1956 金閣寺 きんかくじ 初出・「新潮」1956年1〜10月号連載。単行本は1956年10月、新潮社刊。 『金閣寺』は、1950年の金閣寺放火事件に着想を得て、吃音と自己嫌悪を抱える若い僧が美に囚われていく過程を描く長篇です。金閣の絶対的な美が主人公の現実感を侵食し、破壊衝動へ変わるまでを緊密な心理描写で追います。三島由紀夫の美意識とニヒリズムが最も鋭く結びついた戦後文学の代表作です。 芸術と表現身体暴力