めでたしめでたし

めでたし、めでたし

大森兄弟 2024

紹介 About

桃太郎の「その後」を出発点に、鬼ヶ島から財宝を持ち帰った桃次郎をめぐる物語として昔話を組み替える長編。桃次郎は財宝の元の持ち主を集めるものの、犬・猿・雉たちが困惑するほど一向に返そうとしない。勧善懲悪の結末の先に、所有、英雄性、暴力の後始末を置き直し、「めでたし」で閉じられない物語の余白をユーモラスに掘り起こす。

評価 Reception

中央公論新社公式ページとBooks出版書誌データベースは、本作を桃太郎譚の後日譚として紹介し、童話的な枠組みをずらした小説であることを前面に出している。現時点で本作単体の主要文学賞受賞・候補や独立した書評は確認できず、評価情報は出版社公式紹介に限られる。

出典 Sources

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  2. 002 2011 まことの人々 まことのひとびと 単行本・河出書房新社 第33回野間文芸新人賞候補となった長篇。
  3. 003 2013 わたしは妊婦 わたしはにんぷ 単行本・河出書房新社 わたしは妊婦は、大森兄弟による2013年発表の作品です。単行本は河出書房新社(2013年)。
  4. 004 2019 ウナノハテノガタ うなのはてのがた 単行本・中央公論新社 海の民の少年オトガイは父からある役目を引き継ぎ、山の民の少女マダラコは生贄の儀式から逃れて山を下りる。中央公論新社の文庫版公式ページは、二人の出会いからすべてが始まる「原始の物語」として紹介している。共同体の掟、信仰、暴力、出会いによる世界の更新を、神話や寓話に近い距離感で描く作品。 信仰暴力家族