るいじあなくいうち

ルイジアナ杭打ち

吉目木晴彦 1988 第10回 野間新人賞 受賞

紹介 About

父の仕事の都合でルイジアナ州バトンルージュに暮らす日々を、少年の目を通して書きとめた短篇集。紀伊國屋書店の紹介では、深南部に住む異邦人としての非適応感覚を、クールさとユーモアを交えて捉えた作品とされる。移住先の風物、家族、周囲の人々との距離感が、記憶と越境の物語になっている。

評価 Reception

第10回野間文芸新人賞受賞作で、講談社公式の受賞履歴で確認できる。紀伊國屋書店の書誌ページでも野間文芸新人賞受賞の表題作として紹介され、群像新人賞受賞作「ジパング」併録も確認できる。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第10回 野間文芸新人賞 (1988年)

吉目木晴彦のほかの収録作 More

  1. 001 1985 ジパング じぱんぐ 初出・「群像」1985年 『ジパング』は、吉目木晴彦のデビュー作にあたる第28回群像新人文学賞優秀作です。既存情報では、後の野間文芸新人賞・芥川賞へ続く作家的出発点として整理されています。タイトルが示す日本像への意識を背景に、国家や自己のイメージを問い直す初期作品として位置づけました。 アイデンティティ日本史言葉と言語
  2. 002 1993 寂寥郊野 じゃくりょうこうや 初出・「群像」1993年1月号 国際結婚してアメリカに在住する日本人女性がアルツハイマー症を発症し、家族と当事者の苦悩と愛情を描いた長めの中編。1998年に松井久子監督により映画「ユキエ」として映画化された。 ケアと介護移民と越境家族 第109回 芥川賞