かやくとあいのほし
火薬と愛の星
紹介 About
女たらしの「おれ」は、さまざまな女性たちを渡り歩きながら何度も生を重ね、やがて一人の恋人に出会って初めて「ここで死のう」と思う——絵本『100万回生きたねこ』を下敷きに、軽薄な恋愛遍歴の語りの底へ、愛と死の寓話を沈めた一作。決定的なはずの「最後の恋人との出会い」をあえて正面から語らず、別のかたちで小説に滲ませる抑制が、選考でも作家的資質として評価された。慶應在学中から小説を書いてきた30歳のデビュー作。
評価 Reception
第46回群像新人文学賞当選作として『群像』2003年6月号に掲載され、2003年9月に講談社から単行本化された。選評内容を確認できる公開公式ページは今回特定できなかったため、評価記述は受賞・掲載・書誌の確認範囲にとどめる。講談社公式の群像新人文学賞当選作・優秀作一覧でも、第46回・受賞として作品名・著者名を確認した。
出典 Sources
- NDLサーチ「小説当選作 火薬と愛の星」 評価書誌
第46回群像新人文学賞発表号の掲載情報。
- NDLサーチ『火薬と愛の星』 書誌
- 出版書誌データベース『火薬と愛の星』 書誌
ISBN・出版社・刊行情報を確認。内容紹介や選評本文の裏取りは限定的。
- 群像新人文学賞当選作・優秀作一覧 - 講談社 書誌評価
(講談社公式)第46回・受賞として作品名・著者名を確認。内容紹介は未掲載。