じどうきしょうそうち

自動起床装置

辺見庸 1991 第105回 芥川賞 受賞

紹介 About

『自動起床装置』は、通信社の仮眠室で眠る人々を起こす「起こし屋」を主人公にした作品です。眠りを管理する仕事を通して、現代の労働、身体、文明の疲弊を問います。ジャーナリストでもある辺見庸の観察眼と、実験的な文体が交差する芥川賞受賞作です。

評価 Reception

日本文学振興会の公式一覧で第105回芥川賞受賞作として確認した。NDLでは作品をめぐる論考記事「文明と原始」も確認でき、現代文明批評として読まれていることがうかがえる。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第105回 芥川龍之介賞 (1991年上半期)

辺見庸のほかの収録作 More

  1. 001 1992 赤い橋の下のぬるい水 初出・単行本(文藝春秋、1992年7月刊行)。初出誌は今回未確定のため単行本年を year に採用。 『赤い橋の下のぬるい水』は、辺見庸が文藝春秋から刊行した作品集です。表題作に加え、「ナイト・キャラバン」「ミュージック・ワイア」を収めます。身体性や欲望、社会の周縁にある人びとの気配を、現実の手触りと寓話的な濃さを行き来する文体で描いています。 身体欲望都市