へんりえった

ヘンリエッタ

中山咲 2006 第43回 文藝賞 受賞

紹介 About

みーさん、あきえさん、そして「わたし」。女3人は「ヘンリエッタ」に守られながら、ちょっと奇妙な共同生活を送っている。血縁とも友情ともつかない女たちの暮らしのディテールを、幼さの残るまっすぐな言葉でつづり、閉じた生活圏のやわらかさと危うさを同時に感じさせる。高校在学中の17歳が書いたデビュー作として注目を集め、選考委員は角田光代・高橋源一郎・藤沢周・保坂和志だった。

評価 Reception

第43回文藝賞受賞作。NDLサーチで『文芸』掲載の受賞作書誌と、2006年11月刊の河出書房新社単行本書誌を確認できる。今回確認した範囲では選評本文や独立書評は未確認で、評価情報は受賞・掲載・刊行事実に限定する。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第43回 文藝賞 (2006年)

中山咲のほかの収録作 More

  1. 001 2017 血と肉 ちとにく 単行本・河出書房新社 『血と肉』は、中山咲が身体と血縁、暴力的な生の感覚を扱う小説として整理できます。血は家族や継承を、肉は身体そのものの存在感を指し、抽象的な関係を物質的に捉え直します。公開資料では内容細部を十分に確認できていないため、書誌確認に基づく暫定的な紹介です。 身体家族暴力