はなにとえ

花に問え

瀬戸内寂聴 1992 第28回 谷崎賞 受賞

紹介 About

『花に問え』は、念仏聖・一遍の生涯を追いながら、彼に出会った一人の女性の視点から信仰と無常を描く宗教小説です。歴史上の宗教者を題材にしつつ、信仰へ向かう心の揺れを抒情的にたどります。瀬戸内寂聴の宗教的主題と物語性が結びついた作品です。

評価 Reception

中央公論新社の谷崎潤一郎賞公式ページで第28回受賞作として確認した。同賞は賞マスタ内のため `awards[]` に維持している。NDLでは関連する中央公論文芸特集の書誌を確認したが、単行本の直接書誌は今回の検索では拾いきれていない。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第28回 谷崎潤一郎賞 (1992年)

瀬戸内寂聴のほかの収録作 More

  1. 001 1958 花芯 かしん 単行本・講談社 1958年の講談社版をNDLで確認。1960年代以降の再刊、2005年の講談社文庫版、2001年の新潮社『瀬戸内寂聴全集』第1巻にも収録が確認できる。 女性結婚
  2. 002 1963 夏の終り なつのおわり 単行本・新潮社 旧名義・瀬戸内晴美で1963年に新潮社から刊行された単行本をNDLで確認。後年の全集や自選短篇集にも収録され、瀬戸内寂聴の初期小説を代表する作品として読まれている。 恋愛女性の生自立
  3. 003 1966 美は乱調にあり びはらんちょうにあり 単行本・文藝春秋新社 瀬戸内晴美名義の1966年刊行をNDLで確認。後年、角川文庫、岩波現代文庫、全集などで再刊され、伊藤野枝を描く瀬戸内寂聴の伝記小説として位置づけられる。 女性思想恋愛
  4. 004 2001 場所 ばしょ 初出・単行本は2001年新潮社刊。新潮文庫は2004年7月刊。 『場所』は、瀬戸内寂聴が八十歳を前に、父母の故郷、出奔の記憶が残る名古屋駅、作家としての出発点となった三鷹下連雀、長年の出家願望を成就させた本郷壱岐坂など、自身の人生を形づくった土地を訪ね直す私小説です。新潮社公式では、過去への旅が結実した作品として紹介され、第54回野間文芸賞受賞作であることを確認… 回想土地出家 第54回 野間文芸賞