ははおやうえすたん

母親ウエスタン

原田ひ香 2012

紹介 About

母親ウエスタンは、原田ひ香による2012年発表の作品です。単行本は光文社(2012年)。

原田ひ香のほかの収録作 More

  1. 001 2007 はじまらないティータイム はじまらないてぃーたいむ 初出・すばる 2007年11月号 子どものいない30代の専業主婦・奈都子は、母ミツエから従弟・博昭の離婚と再婚の顛末を聞かされる。博昭は部下を妊娠させ、子を産まない妻・佐智子と別れて再婚したのだった。奈都子、ミツエ、元妻の佐智子、再婚相手の里美——4人の女性の視点を切り替えながら、家族という制度の内側の風通しの悪さを描く。他人の家に… 家族夫婦ジェンダー 第31回 すばる文学賞
  2. 002 2011 人生オークション じんせいおーくしょん 単行本・講談社 人生オークションは、原田ひ香による2011年発表の作品です。単行本は講談社(2011年)。
  3. 003 2011 東京ロンダリング とうきょうろんだりんぐ 単行本・集英社 事故物件に短期滞在して「浄化」する裏の仕事を始めた女性の物語。
  4. 004 2014 彼女の家計簿 かのじょのかけいぼ 単行本・光文社 戦前から三世代にわたる女たちを家計簿が結ぶ長篇。
  5. 005 2014 ミチルさん、今日も上機嫌 みちるさんきょうもじょうきげん 単行本・集英社 ミチルさん、今日も上機嫌は、原田ひ香による2014年発表の作品です。単行本は集英社(2014年)。
  6. 006 2015 復讐屋成海慶介の事件簿 ふくしゅうやなるみけいすけのじけんぼ 単行本・双葉社 復讐屋成海慶介の事件簿は、原田ひ香による2015年発表の作品です。単行本は双葉社(2015年)。
  7. 007 2015 ギリギリ ぎりぎり 単行本・KADOKAWA ギリギリは、原田ひ香による2015年発表の作品です。単行本はKADOKAWA(2015年)。
  8. 008 2015 三人屋 さんにんや 単行本・実業之日本社 三姉妹が時間帯ごとに異なる業態で営む店をめぐる連作短篇集。
  9. 009 2016 虫たちの家 むしたちのいえ 単行本・光文社 九州の孤島にあるグループホームで、インターネットで傷ついた女性たちが共同生活を送る物語。
  10. 010 2017 ランチ酒 らんちざけ 単行本・祥伝社 夜に子どもを預け昼間に働くシングルマザーが、仕事後の一人ランチに酒を飲む連作。
  11. 011 2017 ラジオ・ガガガ らじおががが 単行本・双葉社 実在するラジオ番組に耳を傾ける人々の人生模様を描いた連作短篇集。
  12. 012 2018 三千円の使いかた さんぜんえんのつかいかた 単行本・中央公論新社 御厨家の女性たちが、結婚、子育て、入院、離婚、老後といった局面でお金の使い方に向き合う連作短篇集。節約や貯金のノウハウに寄せつつ、家族の役割、将来不安、生活を立て直す知恵を物語として読ませる。具体的な金額や家計の話が、女性たちの選択と自立をめぐる現実的なドラマになっている。 家族老いケアと介護
  13. 013 2019 DRY どらい 単行本・光文社 不倫の末に二人の子を置いて家を出た北沢藍が、十年ぶりに実家へ戻るところから始まる長編。母と祖母の暮らす袋小路の家、そして祖父を一人で介護する幼馴染・馬場美代子の家を通じて、家族、介護、女性の行き場のなさが暗く絡み合う。光文社公式が示す袋小路の家に潜む罪の構図どおり、生活の現実がサスペンスへ変質してい… 家族ケアと介護母と子
  14. 014 2019 まずはこれ食べて まずはこれたべて 単行本・双葉社 池内胡雪は、散らかった社内と不規則な生活に疲れながらベンチャー企業で働く三十歳。社長が会社に家政婦を雇ったことで、無愛想な筧みのりが作る料理が、殺伐とした職場に小さな休息をもたらしていく。食べることを通じて、労働の疲れ、ケアの手触り、人と人が同じ場にいることの温度を描く連作短編集。料理の題名を冠した… 労働ケアと介護
  15. 015 2019 おっぱいマンション改修争議 おっぱいまんしょんかいしゅうそうぎ 単行本・新潮社 天才建築家が設計した、通称「おっぱいマンション」と呼ばれるヴィンテージマンションを舞台にした長篇。立地もデザインも人気を集める一方で重大な問題が発覚し、建築家の娘、学生運動あがりの元教師、秘密を抱えた住人たちを巻き込む改修争議が起こる。建築という表現物、住まいの記憶、共同体の利害がぶつかる騒動を、軽… 家族老い芸術と表現
  16. 016 2020 一橋桐子(76)の犯罪日記 ひとつばしとうこのはんざいにっき 単行本・徳間書店 76歳で一人暮らしの一橋桐子は、親友トモを亡くし、年金と清掃パートだけでは先行きの見えない老後に追い詰められる。孤独死で人に迷惑をかけるくらいなら刑務所に入ればよいのではないかと考え、万引、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人と、より長く収監される方法を真剣に調べ始める。犯罪計画の滑稽さの奥に、貧困、老い… 老い貧困孤独と疎外
  17. 017 2020 口福のレシピ こうふくのれしぴ 単行本・小学館 『口福のレシピ』は、フリーのSE兼料理研究家として働く留希子と、昭和二年の品川料理教習所で働くしずえの時間を行き来する家族小説。留希子は老舗料理学校を営む家の後継者であることに抵抗を抱きながらも、SNS発信をきっかけに料理研究家として認知されていく。簡単でおいしい献立企画をめぐる問題を通じて、家庭の… 家族労働
  18. 018 2021 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか ははおやからのこづつみはなぜこんなにださいのか 単行本・中央公論新社 『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』は、実家から届く小包をめぐって、昭和・平成・令和をまたぐ家族の思いを描く連作集。業者から買った野菜を実家からの荷物と偽る女性、父が受け取っていた小包の謎、母からの最後の荷物など、物の中にしまわれた気遣い、ずれ、寂しさが開封されていく。タイトルの軽さに対して… 家族母と子記憶
  19. 019 2022 古本食堂 ふるほんしょくどう 単行本・角川春樹事務所 『古本食堂』は、神保町の小さな古書店を舞台に、本と食べ物を介して人がつながり直していく長篇。国文科の学生・美希喜は、急逝した大叔父の古書店を継ぐため上京した珊瑚を手伝ううちに、古本を探す客、町の食堂、店に残された記憶に触れていく。古書の具体的な手触りとカレー、中華、寿司などの食の描写が重なり、進路の… 記憶家族
  20. 020 2022 老人ホテル ろうじんほてる 単行本・光文社 埼玉県の大家族で育った日村天使は、テレビに出る大家族の一員だったが、16歳で家を出て大宮のキャバクラで働く。生活保護を受けながら流されるように暮らしていた彼女は、かつて店で出会ったビルのオーナー・綾小路光子と、訳あり老人が長逗留する古びたビジネスホテルで再会する。光子の投資や生活の指南を通じて、天使… 貧困老い孤独と疎外
  21. 021 2022 財布は踊る さいふはおどる 単行本・新潮社 専業主婦の葉月みづほは、ある夢のために生活費を切り詰め、毎月二万円を貯金してきた。努力の末に夢を実現した直後、夫に二百万円以上の借金があることが発覚し、彼女の生活は大きく動き始める。ひとつの財布をめぐる六話を通じて、節約、借金、投資、奨学金、老後資金など、「今より少し、お金がほしい」人々の切実さと再… 貧困家族労働
  22. 022 2023 図書館のお夜食 としょかんのおやしょく 単行本・ポプラ社 『図書館のお夜食』は、東北の書店勤務がうまくいかず仕事を辞めようとしていた樋口乙葉が、東京郊外の「夜の図書館」で働き始める長編である。そこは夕方七時から深夜まで開く特殊な図書館で、亡くなった作家の蔵書を集めた本の博物館のような場所でもある。予想外の出来事と夜食を通して、本、食、仕事、ほどよい距離で語… 労働芸術と表現