ぼらん

蹴爪(ボラン)

水原涼 2017

紹介 About

『蹴爪(ボラン)』は、水原涼の初小説集の表題作です。Books出版書誌データベースでは、東南アジアの島を舞台に、闘鶏場で胴元を務める父、村を守る祠、幼なじみの鶏の死、殺人事件、地震が重なる物語として紹介されています。異国の少年の物語でありながら「ぼくたち」の姿を映す作品として位置づけられ、熱と暴力の気配を帯びた短篇です。

評価 Reception

NDLサーチで『群像』2017年2月号の初出記事と、2018年7月刊の講談社単行本を確認した。Books出版書誌データベースでは、デビュー作「甘露」が芥川賞候補になった水原涼の初小説集として紹介されている。作品単独の文学賞受賞・候補歴、レビューブログ、文学系YouTube紹介は今回の確認範囲では見つからなかった。

出典 Sources

参考リンク References

水原涼のほかの収録作 More

  1. 001 2011 甘露 かんろ 初出・「文學界」2011年6月号 『甘露』は、家と家族をめぐる不穏さを描く水原涼のデビュー作です。若い書き手による作品ながら、家族の内部に潜む圧力や不快な甘さを鋭く扱います。第145回芥川賞候補にもなり、デビュー時から筆力を注目された作品です。 家族身体孤独と疎外 第112回 文學界新人賞
  2. 002 2024 筏までの距離 いかだまでのきょり 初出・「すばる」2024年掲載(NDL雑誌号書誌で確認) 『筏までの距離』は、水原涼の既存登録外の近刊 book-form 候補です。単行本は2025年6月に集英社から刊行されており、既存の『甘露』『蹴爪(ボラン)』に続けて登録できる。 距離日常関係性