みずはら りょう

水原涼

b.1989

略歴 Profile

兵庫県生まれ、鳥取県鳥取市出身。1989年10月14日生まれ。北海道大学文学部卒業(在学中は文芸部所属)。在学中の2011年「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。21歳での受賞作が第145回芥川賞候補に選ばれ、芥川賞候補初の平成生まれとして話題となった。 このデータベースでは3作品を収録し、発表年は2011年から2024年に及びます。文學界新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では不穏、家族、関係性、記憶、距離といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 2011 甘露 かんろ 初出・「文學界」2011年6月号 『甘露』は、家と家族をめぐる不穏さを描く水原涼のデビュー作です。若い書き手による作品ながら、家族の内部に潜む圧力や不快な甘さを鋭く扱います。第145回芥川賞候補にもなり、デビュー時から筆力を注目された作品です。 家族身体孤独と疎外 第112回 文學界新人賞
  2. 002 2017 蹴爪(ボラン) ぼらん 初出・「群像」2017年2月号(第72巻第2号) 『蹴爪(ボラン)』は、水原涼の初小説集の表題作です。Books出版書誌データベースでは、東南アジアの島を舞台に、闘鶏場で胴元を務める父、村を守る祠、幼なじみの鶏の死、殺人事件、地震が重なる物語として紹介されています。異国の少年の物語でありながら「ぼくたち」の姿を映す作品として位置づけられ、熱と暴力の… 暴力家族少年
  3. 003 2024 筏までの距離 いかだまでのきょり 初出・「すばる」2024年掲載(NDL雑誌号書誌で確認) 『筏までの距離』は、水原涼が2025年に集英社から刊行した八篇構成の作品集です。植物園、礼拝堂、温泉街、古びたリゾートマンションなどの場所を通して、関係に名前を与えにくい二人の距離が浮かび上がる。書き下ろし二篇を含む構成で、出会いと記憶のずれを静かな違和感として読ませます。 距離日常関係性

単行本

  1. 001 2011 甘露 かんろ 単行本・文藝春秋 『甘露』は、家と家族をめぐる不穏さを描く水原涼のデビュー作です。若い書き手による作品ながら、家族の内部に潜む圧力や不快な甘さを鋭く扱います。第145回芥川賞候補にもなり、デビュー時から筆力を注目された作品です。 家族身体孤独と疎外 第112回 文學界新人賞
  2. 002 2018 蹴爪(ボラン) ぼらん 単行本・講談社 『蹴爪(ボラン)』は、水原涼の初小説集の表題作です。Books出版書誌データベースでは、東南アジアの島を舞台に、闘鶏場で胴元を務める父、村を守る祠、幼なじみの鶏の死、殺人事件、地震が重なる物語として紹介されています。異国の少年の物語でありながら「ぼくたち」の姿を映す作品として位置づけられ、熱と暴力の… 暴力家族少年
  3. 003 2025 筏までの距離 いかだまでのきょり 単行本・集英社 『筏までの距離』は、水原涼が2025年に集英社から刊行した八篇構成の作品集です。植物園、礼拝堂、温泉街、古びたリゾートマンションなどの場所を通して、関係に名前を与えにくい二人の距離が浮かび上がる。書き下ろし二篇を含む構成で、出会いと記憶のずれを静かな違和感として読ませます。 距離日常関係性