あめだまがみっつ

飴玉が三つ

蒔岡雪子 2002 第94回 文學界新人賞 受賞

紹介 About

アルコール依存症者の自助グループ「断酒会」に母と通う既婚の娘が、死を前に断酒を誓った医師の父との歳月を振り返る。父から受けた一度きりの暴力すら幸福の記憶として抱え込み、会で告白する他の依存症者を見下す主人公は、自身もまた高校時代から酒に頼ってきた。父への愛と自己への愛が分かちがたく絡まり、その呪縛から最後まで自由になれない女性の心理を描く。神学を学んだ45歳の書き手のデビュー作で、北岡耕二と同時受賞。

評価 Reception

第94回文學界新人賞受賞作で、北岡耕二「わたしの好きなハンバーガー」と同時受賞。単行本化は確認できず、現時点で確認できる評価情報は新人賞受賞と掲載誌情報が中心である。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第94回 文學界新人賞 (2002年上期)

蒔岡雪子のほかの収録作 More

  1. 001 2003 桜川の庭 さくらがわのにわ 初出・「文學界」2003年9月号(第57巻第9号) 『桜川の庭』は、第94回文學界新人賞受賞作『飴玉が三つ』の作者・蒔岡雪子が「文學界」2003年9月号に発表した作品です。NDLサーチでは「文學界新人賞受賞第一作」として、掲載誌・巻号・ページを確認できます。公開Webで梗概や本文内容を確認できないため、作品内容の説明は掲載情報に限定します。 短篇文芸誌掲載受賞第一作