あめだまがみっつ
飴玉が三つ
紹介 About
アルコール依存症者の自助グループ「断酒会」に母と通う既婚の娘が、死を前に断酒を誓った医師の父との歳月を振り返る。父から受けた一度きりの暴力すら幸福の記憶として抱え込み、会で告白する他の依存症者を見下す主人公は、自身もまた高校時代から酒に頼ってきた。父への愛と自己への愛が分かちがたく絡まり、その呪縛から最後まで自由になれない女性の心理を描く。神学を学んだ45歳の書き手のデビュー作で、北岡耕二と同時受賞。
評価 Reception
第94回文學界新人賞受賞作で、北岡耕二「わたしの好きなハンバーガー」と同時受賞。単行本化は確認できず、現時点で確認できる評価情報は新人賞受賞と掲載誌情報が中心である。
出典 Sources
- 文學界新人賞受賞作・候補作一覧 - 文学賞の世界 評価書誌
文學界新人賞の受賞回、同時受賞作、掲載情報の確認用データベース。内容紹介はこの出典では確認できないため、fields から description を外した。
- 国立国会図書館サーチ検索結果「飴玉が三つ 蒔岡雪子」 書誌
公的書誌の探索用。個別書誌IDは今回未特定