ゆめゆうこくのためのおんがく

夢遊王国のための音楽

島田雅彦 1984 第6回 野間新人賞 受賞

紹介 About

千々石雅という青年の頭の中で鳴る音楽が、妄想的な思考と語る言葉を加速させていく作品。島田雅彦公式サイトは、管理と支配に満ちた現在を生きる若者の矛盾と混乱を、クラシック音楽形式の実験的手法で描いた作品として紹介している。音楽形式を小説の構造に取り込み、現実感覚の不安定さを文体そのものに反映させる点が読みどころ。

評価 Reception

第6回野間文芸新人賞受賞作で、講談社公式の受賞履歴で確認できる。作者公式サイトでも野間文芸新人賞受賞作として紹介されているが、選評本文や同時代評は未確認。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第6回 野間文芸新人賞 (1984年)