しまだ まさひこ

島田雅彦

b.1961

略歴 Profile

東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科在学中の1983年に「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。ポストモダン的な文体と社会批評的な視点で知られ、数々の長編・短編を発表し続ける。法政大学国際文化学部教授を長く務め、芸術家・評論家としても活躍する。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1984年から2022年に及びます。野間新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では不穏、ユーモラス、芸術と表現、孤独と疎外、社会批評といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1984 夢遊王国のための音楽 ゆめゆうこくのためのおんがく 初出・単行本(福武書店、1984年)。初出誌は未確認。 千々石雅という青年の頭の中で鳴る音楽が、妄想的な思考と語る言葉を加速させていく作品。島田雅彦公式サイトは、管理と支配に満ちた現在を生きる若者の矛盾と混乱を、クラシック音楽形式の実験的手法で描いた作品として紹介している。音楽形式を小説の構造に取り込み、現実感覚の不安定さを文体そのものに反映させる点が読… 芸術と表現孤独と疎外同調圧力 第6回 野間新人賞

単行本

  1. 001 1984 夢遊王国のための音楽 ゆめゆうこくのためのおんがく 単行本・福武書店 千々石雅という青年の頭の中で鳴る音楽が、妄想的な思考と語る言葉を加速させていく作品。島田雅彦公式サイトは、管理と支配に満ちた現在を生きる若者の矛盾と混乱を、クラシック音楽形式の実験的手法で描いた作品として紹介している。音楽形式を小説の構造に取り込み、現実感覚の不安定さを文体そのものに反映させる点が読… 芸術と表現孤独と疎外同調圧力 第6回 野間新人賞
  2. 002 2022 絶望キャラメル ぜつぼうキャラメル 単行本・河出書房新社 『絶望キャラメル』は、島田雅彦の小説です。河出文庫版の公式紹介では、破産寸前の地方都市を舞台に、破天荒な坊主と四人の天才高校生が暴れ回るディストピア青春小説として紹介されています。若者の絶望、地方都市の閉塞、破壊的なユーモアを重ねながら、時代の空気を撃ち抜く群像劇として読める作品です。政治や地域社会… 青春地方社会批評