ことうのひらいじん

孤島の飛来人

山野辺太郎 2022

紹介 About

『孤島の飛来人』は、北硫黄島を舞台に、空を飛ぶことへの恐怖と衝動をめぐって展開する小説です。中央公論新社公式ページでは、無人のはずの島に住む人々、戦争の記憶、看守と囚人、六色の風船が絡む物語として紹介されている。現実の島と幻想的な飛翔のイメージを重ね、移動すること、飛ぶこと、そこに留まることの意味を問い直す作品として読めます。

評価 Reception

中央公論新社公式ページで、文藝賞受賞第一作であること、書き下ろし「孤島をめぐる本と旅」を収録すること、2022年8月刊行、ISBN、200ページの書誌を確認した。主要文学賞の受賞・候補は今回確認できた範囲では登録しない。

出典 Sources

参考リンク References

山野辺太郎のほかの収録作 More

  1. 001 2018 いつか深い穴に落ちるまで いつかふかいあなにおちるまで 初出・「文藝」2018年冬号 日本とブラジルを直線で結ぶ穴を掘るという秘密プロジェクトをめぐる、壮大なホラ話としての会社員小説。戦後に若手官僚が思いついた計画を、大手建設会社子会社の広報係が調査することで、国家事業、会社組織、移民や国際関係が奇妙に絡み合う。真顔のユーモアで日本社会のシステムを描く点が読みどころ。 労働日本史移民と越境 第55回 文藝賞
  2. 002 2021 恐竜時代が終わらない きょうりゅうじだいがおわらない 初出・「文學界」2021年7月号 『恐竜時代が終わらない』は、山野辺太郎が『文學界』2021年7月号に発表した中篇小説です。NDLサーチとCiNii Researchで、同誌75巻7号の100-169ページに掲載された雑誌記事として確認できます。内容紹介や選評本文を確認できる一次情報は見つからなかったため、現時点では掲載誌・発表年を… 時間科学記憶