すてぃる・らいふ

スティル・ライフ

池澤夏樹 1987 第98回 芥川賞 受賞

紹介 About

『スティル・ライフ』は、染色工場で働く「ぼく」と、世界を少し離れた位置から見ている佐々井との交流を描く短篇です。大きな事件よりも、労働、会話、都市の時間の中で、世界が静かにつながって存在している感覚を描きます。透明感のある文体と、孤独を否定しない清澄な肯定感が読みどころです。

評価 Reception

第98回芥川賞受賞作です。日本文学振興会の公式一覧で、池澤夏樹「スティル・ライフ」が1987年下半期の受賞作であることを確認できます。選評本文は未確認ですが、受賞作としての位置づけは公式情報で確認済みです。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第98回 芥川龍之介賞 (1987年下半期)

池澤夏樹のほかの収録作 More

  1. 001 1993 マシアス・ギリの失脚 ましあす・ぎりのしっきゃく 初出・書き下ろし。1993年6月新潮社刊(純文学書下ろし特別作品)。 赤道近くの架空の島国ナビダード諸島を舞台に、絶大な権力を集める大統領マシアス・ギリをめぐる政治的陰謀と、日本からの慰霊団行方不明事件を重ね合わせて描く長篇。 戦争死と喪失三人称・多視点 第29回 谷崎賞