しろいひと
白い人
紹介 About
『白い人』は、ナチ占領下のフランスを舞台に、拷問と背徳を通して悪の問題を問う遠藤周作の中篇です。信仰の有無を単純に裁くのではなく、人間が悪へ傾く瞬間を内面から探ります。カトリック作家としての遠藤の問題意識が、以後の『沈黙』などへつながる出発点として読めます。
評価 Reception
日本文学振興会の公式一覧で第33回芥川賞受賞作として確認できる。既存の評論記事で初出誌が『近代文學』1955年5・6月号であることも確認済み。作品内容の評価は評論記事に依拠しつつ、今回追加した公式出典では受賞事実を確認した。
出典 Sources
- 遠藤周作 - Wikipedia 書誌
(Wikipedia)受賞情報を確認
- 芥川賞作品を読む 第3回 遠藤周作『白い人』 - 未草 書誌
(評論記事)初出誌「近代文學」1955年5・6月号を確認
- 芥川賞受賞者一覧 - 日本文学振興会 評価書誌
公式一覧で受賞回・受賞期・掲載誌を確認。
受賞・候補歴 Awards
遠藤周作のほかの収録作 More
- 001 1958 海と毒薬 うみとどくやく 『海と毒薬』は、戦争末期の大学病院で行われた米軍捕虜の生体解剖事件を題材に、医師や学生たちがなぜ残虐行為に加担していくのかを描く長篇です。遠藤周作が繰り返し問う、罪、良心、信仰の不在を、日本の戦争責任と結びつけて考える作品です。
- 002 1966 沈黙 ちんもく 新潮社公式ページで新潮文庫版のISBN、紹介、谷崎潤一郎賞受賞作であることを確認できる。NDLサーチでも書誌を確認できる。
- 003 1973 死海のほとり しかいのほとり 新潮社公式で新潮文庫版ISBN 9784101123189を確認でき、NDLサーチでも新潮文庫版書誌を確認できる。
- 004 1980 侍 さむらい 新潮社公式で新潮文庫版ISBN 9784101123257を確認でき、NDLサーチでも1986年6月刊の文庫書誌を確認できる。
- 005 1986 スキャンダル すきゃんだる NDLサーチで1986年3月刊、新潮社、ISBN 4-10-600645-6の単行本として確認できる。
- 006 1993 深い河 でぃーぷりばー NDLサーチで1993年6月刊、講談社、ISBN 4-06-206342-5の単行本として確認できる。