しろいひと

白い人

遠藤周作 1955 第33回 芥川賞 受賞

紹介 About

『白い人』は、ナチ占領下のフランスを舞台に、拷問と背徳を通して悪の問題を問う遠藤周作の中篇です。信仰の有無を単純に裁くのではなく、人間が悪へ傾く瞬間を内面から探ります。カトリック作家としての遠藤の問題意識が、以後の『沈黙』などへつながる出発点として読めます。

評価 Reception

日本文学振興会の公式一覧で第33回芥川賞受賞作として確認できる。既存の評論記事で初出誌が『近代文學』1955年5・6月号であることも確認済み。作品内容の評価は評論記事に依拠しつつ、今回追加した公式出典では受賞事実を確認した。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第33回 芥川龍之介賞 (1955年上半期)