えんどう しゅうさく

遠藤周作

b.1923 — d.1996

略歴 Profile

東京都生まれ。慶應義塾大学仏文科卒。フランス・リヨン大学へ留学しカトリック文学を研究。「白い人」で第33回芥川賞を受賞しデビュー。キリスト教と日本の精神風土の相克を生涯にわたって問い続け、「沈黙」「深い河」で国際的評価を得た。 このデータベースでは1作品を収録し、発表年は1955年から1955年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では死と喪失、信仰、戦争、痛切、不穏といった切り口から作品を探せます。

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1955 白い人 しろいひと 初出・「近代文學」1955年5〜6月号(第33回芥川賞受賞) 『白い人』は、ナチ占領下のフランスを舞台に、拷問と背徳を通して悪の問題を問う遠藤周作の中篇です。信仰の有無を単純に裁くのではなく、人間が悪へ傾く瞬間を内面から探ります。カトリック作家としての遠藤の問題意識が、以後の『沈黙』などへつながる出発点として読めます。 信仰暴力戦争 第33回 芥川賞

単行本

  1. 001 1955 白い人 しろいひと 単行本・講談社 『白い人』は、ナチ占領下のフランスを舞台に、拷問と背徳を通して悪の問題を問う遠藤周作の中篇です。信仰の有無を単純に裁くのではなく、人間が悪へ傾く瞬間を内面から探ります。カトリック作家としての遠藤の問題意識が、以後の『沈黙』などへつながる出発点として読めます。 信仰暴力戦争 第33回 芥川賞