しんぞういしょく
心臓異色
紹介 About
心臓異色は、中島たい子による2015年発表の作品です。単行本は光文社(2015年)。
中島たい子のほかの収録作 More
- 001 2004 漢方小説 かんぽうしょうせつ 31歳独身の脚本家・みのりは、元恋人の結婚を知った夜に突然の体調不良に襲われる。西洋医学の検査では「異常なし」とされ、たどり着いたのは漢方医院だった。「気・血・水」という耳慣れない物差しで自分の身体を眺め直すうちに、仕事や恋愛で強張っていた心もゆっくりほぐれていく。病気未満の不調という現代的な主題を… 第28回 すばる文学賞
- 002 2006 そろそろくる そろそろくる 『そろそろくる』は、日常のなかで身体や感情の変化を待ち受ける感覚を描く作品として整理できます。中島たい子の小説に特徴的な、身近な生活の違和感をユーモアに変える語りが読みどころです。大きな事件よりも、心身のリズムが崩れる瞬間に焦点が置かれます。
- 003 2007 この人と結婚するかも このひととけっこんするかも 『この人と結婚するかも』は、結婚を予感する瞬間の期待と違和感を、軽い語り口で追う中島たい子の作品です。恋愛の延長にある制度や生活を、決断の物語としてではなく、揺れる気分として描きます。ユーモラスな題名のなかに、親密さへの不安と自己確認の主題があります。
- 004 2007 建てて、いい? たてていい 『建てて、いい?』は、家を建てるという具体的な行為を通して、生活、結婚、将来への迷いを描く作品です。中島たい子らしい軽い語り口で、住まいを選ぶことが自分の生き方を選ぶことに変わっていきます。日常的な題材から、家族や関係の設計図を考えさせる小説です。
- 005 2009 結婚小説 けっこんしょうせつ 『結婚小説』は、結婚をゴールではなく、生活と関係を組み替える出来事として描く中島たい子の作品です。日常的なユーモアのなかに、夫婦になることへの不安や違和感が置かれます。軽やかな語りで、制度としての結婚と個人の感情のずれを読ませます。
- 006 2011 ぐるぐる七福神 ぐるぐるしちふくじん ぐるぐる七福神は、中島たい子による2011年発表の作品です。単行本はマガジンハウス(2011年)。
- 007 2012 LOVE & SYSTEMS らぶあんどしすてむず LOVE & SYSTEMSは、中島たい子による2012年発表の作品です。単行本は幻冬舎(2012年)。
- 008 2015 院内カフェ いんないかふぇ 院内カフェは、中島たい子による2015年発表の作品です。単行本は朝日新聞出版(2015年)。
- 009 2017 万次郎茶屋 まんじろうちゃや 老いたイノシシ万次郎と画家志望の女性をめぐる、不思議でじんわりする短編集。
- 010 2020 かきあげ家族 かきあげかぞく コメディ映画監督の中井戸八郎は、老境に差しかかりながらスランプの渦中にいる。長男の失職、長女の離婚、引きこもる次男によって家族が再び一つの家に集まるなか、名監督の遺稿をめぐる騒動が起き、八郎は家族の一人ひとりと向き合わざるをえなくなる。不安を拾い集めてしまう人間の弱さを、家族喜劇の形で描く。