ほしに かえれよ

星に帰れよ

新胡桃 2020 第57回 文藝賞 優秀作

紹介 About

十六歳の誕生日を深夜の公園で迎えた真柴翔は、告白の練習中に「モルヒネ」と呼ばれる同級生の女子と出会う。軽く振る舞おうとする真柴、器用に立ち回る早見麻優、揺るがない正義を探すモルヒネの言葉がぶつかり合い、高校生たちの速度と痛みを描く。恋愛の入口を借りながら、価値観の違いという言葉では片づかない自尊心と孤独を掘り出すデビュー作。会話の勢いと傷つきやすさが同時に走り、同世代の言葉が互いを救いも刺しもする。

評価 Reception

第57回文藝賞優秀作。河出書房新社公式ページで単行本刊行情報と全国学校図書館協議会選定図書であることを確認した。公式発表では、著者が受賞時16歳だったこと、同回の受賞作が藤原無雨『水と礫』であることも確認できる。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

優秀作 第57回 文藝賞 (第57回(2020年))

新胡桃のほかの収録作 More

  1. 001 2023 何食わぬきみたちへ なにくわぬきみたちへ 初出・「文藝」2022年夏季号(第61巻第2号)、2023年1月に河出書房新社から単行本化。 『何食わぬきみたちへ』は、新胡桃が「文藝」2022年夏季号に発表し、2023年に河出書房新社から刊行した小説です。出版社公式の内容紹介では、いじめを見て見ぬふりした自分への嫌悪を抱える伏見と、障がいのある兄と暮らす敦子を中心に、世界への違和感に抗う高校生たちの物語として示されています。 青春同調圧力障害