ひろばのこどく

広場の孤独

堀田善衛 1951 第26回 芥川賞 受賞

紹介 About

『広場の孤独』は、朝鮮戦争下の東京を舞台に、新聞社に勤める在日中国人の知識人が戦争と民族のあいだで引き裂かれていく姿を描く作品です。政治状況を背景にしながら、個人の倫理と所属の不安を前景化する点に読みどころがあります。戦後文学の中でも、国際政治と内面の孤独を同時に扱った作品として位置づけられます。

評価 Reception

日本文学振興会の公式一覧で第26回芥川賞受賞作として確認できる。同回は『漢奸』などを含む堀田善衛の複数作への授賞として扱われている。今回確認できた出典は受賞・書誌情報が中心で、詳細な選評は未確認。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第26回 芥川龍之介賞 (1951年下半期(「漢奸」と併せて受賞))

堀田善衛のほかの収録作 More

  1. 001 1968 若き日の詩人たちの肖像 わかきひのしじんたちのしょうぞう 初出・単行本(新潮社、1968年刊行) 『若き日の詩人たちの肖像』は、戦争へ向かう時代と敗戦後の転換期を背景に、若い知識人たちが文学や思想を拠り所にしながら自己を形成していく長篇です。堀田善衛が同時代史と個人の精神史を重ねる代表的な仕事として位置づけられます。 戦争青春記憶