ほった よしえ

堀田善衛

b.1918 — d.1998

略歴 Profile

富山県生まれ。慶應義塾大学国文科卒。戦時中に上海で敗戦を迎えた体験を基に「広場の孤独」「漢奸」で第26回芥川賞を受賞。知識人の倫理と歴史の関係を問い続けた戦後派を代表する作家。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1951年から1968年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では戦争、痛切、アイデンティティ、移民と越境、乾いたといった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1951 広場の孤独 ひろばのこどく 初出・「中央公論」1951年(第26回芥川賞受賞) 『広場の孤独』は、朝鮮戦争下の東京を舞台に、新聞社に勤める在日中国人の知識人が戦争と民族のあいだで引き裂かれていく姿を描く作品です。政治状況を背景にしながら、個人の倫理と所属の不安を前景化する点に読みどころがあります。戦後文学の中でも、国際政治と内面の孤独を同時に扱った作品として位置づけられます。 戦争移民と越境孤独と疎外 第26回 芥川賞
  2. 002 1968 若き日の詩人たちの肖像 わかきひのしじんたちのしょうぞう 初出・単行本(新潮社、1968年刊行) 『若き日の詩人たちの肖像』は、戦争へ向かう時代と敗戦後の転換期を背景に、若い知識人たちが文学や思想を拠り所にしながら自己を形成していく長篇です。堀田善衛が同時代史と個人の精神史を重ねる代表的な仕事として位置づけられます。 戦争青春記憶

単行本

  1. 001 1951 広場の孤独 ひろばのこどく 単行本・中央公論社 『広場の孤独』は、朝鮮戦争下の東京を舞台に、新聞社に勤める在日中国人の知識人が戦争と民族のあいだで引き裂かれていく姿を描く作品です。政治状況を背景にしながら、個人の倫理と所属の不安を前景化する点に読みどころがあります。戦後文学の中でも、国際政治と内面の孤独を同時に扱った作品として位置づけられます。 戦争移民と越境孤独と疎外 第26回 芥川賞
  2. 002 1968 若き日の詩人たちの肖像 わかきひのしじんたちのしょうぞう 単行本・新潮社 『若き日の詩人たちの肖像』は、戦争へ向かう時代と敗戦後の転換期を背景に、若い知識人たちが文学や思想を拠り所にしながら自己を形成していく長篇です。堀田善衛が同時代史と個人の精神史を重ねる代表的な仕事として位置づけられます。 戦争青春記憶