はすい

破水

南木佳士 1981 第53回 文學界新人賞 受賞

紹介 About

『破水』は、医師・南木佳士のデビュー作にあたる第53回文學界新人賞受賞作です。病院や身体に近い場所から、生と死の境界を見つめる作者の関心が初期から現れています。後の芥川賞受賞作『ダイヤモンドダスト』へつながる、医療と死をめぐる文学の起点として読めます。

評価 Reception

第53回文學界新人賞受賞作です。受賞・デビュー作であることは既存出典で確認できますが、選評本文や詳細な書評は未確認です。評価は受賞事実と作家史上の位置づけに限定しています。

出典 Sources

受賞・候補歴 Awards

受賞 第53回 文學界新人賞 (1981年下期)

南木佳士のほかの収録作 More

  1. 001 1988 ダイヤモンドダスト だいやもんどだすと 初出・「文學界」1988年9月号(第42巻第9号) 『ダイヤモンドダスト』は、信州の病院に勤務する医師が末期患者の死と向き合う日々を描く短篇です。医療現場の現実を過度に説明せず、死のそばにある静けさや、凍った水蒸気が光る表題のイメージを重ねていきます。病と死を扱いながら、情緒に流されない抑制された文体が印象に残ります。 死と喪失病院 第100回 芥川賞