ちょうげいじゅつ とまそん

超芸術トマソン

赤瀬川原平 1986

紹介 About

『超芸術トマソン』は、赤瀬川原平が都市の建築物に残る無用の断片を「超芸術」として見出した観察記録です。99% Invisibleの紹介では、赤瀬川が1970年代から都市の遺物に注目し、『写真時代』のコラムで読者投稿も含めて観察を広げ、1985年に写真と文章を集めた本としてまとめた流れが説明されています。NDLサーチでは白夜書房1986年版と、1987年ちくま文庫の改訂増補版の書誌を確認できます。

評価 Reception

Kaya Pressの英訳版公式ページでは、本書が1980年代後半の日本の若者のあいだでカルト的に読まれたこと、2010年に英訳版『Hyperart: Thomasson』として刊行され、2026年改訂版も予定されていることを確認しました。99% InvisibleのEpisode 129でも、トマソン概念の成立と海外での受容が紹介されています。日本語版の出版社公式ページは今回確認できなかったため、書誌はNDLサーチを根拠にしています。

出典 Sources

参考リンク References

赤瀬川原平のほかの収録作 More

  1. 001 1983 雪野 ゆきの 初出・「文學界」1983年2月号 『雪野』は、尾辻克彦名義で発表された赤瀬川原平の作品で、実在の画家・雪野恭弘を軸に若い頃の体験を描く実名小説として整理されています。Prizesworldでは1983年6月の文藝春秋刊行が確認でき、既存データでは『文學界』1983年2月号初出とされています。芸術家同士の記憶と関係を、私小説的な手触り… 芸術と表現記憶青春 第5回 野間新人賞