Themes

自己認識

主題「自己認識」に分類された 16 作品。

  1. 001 2024 私の小説 町屋良平 単行本・河出書房新社 『私の小説』は、作家である「私」をめぐり、言葉で世界を立て直すことを試みる連作集です。河出書房新社公式ページでは、第48回川端康成文学賞受賞作を含む「新しい私小説」連作集として紹介されている。自己を語ることの不安定さと、小説が「私」を作り直す力を、町屋良平の文体で押し広げる作品として読める。 私小説自己認識創作
  2. 002 2022 カプチーノ・コースト かぷちーのこーすと 片瀬チヲル 初出・「群像」2022年10月号 『カプチーノ・コースト』は、片瀬チヲルが『群像』2022年10月号に発表し、同年12月に講談社から刊行された小説です。会社を休職中の26歳の早柚が、地元の海岸でゴミ拾いを始めるひと月を通じて、自分を見つめ直していきます。講談社公式の内容紹介は、しんどいときほど周囲に頼れない感覚を冒頭に置き、休職、地… 労働孤独と疎外自己認識
  3. 003 2022 あくてえ あくてえ 山下紘加 初出・「文藝」61巻2号(2022年) 『あくてえ』は、山下紘加が『文藝』61巻2号に発表し、2022年7月に河出書房新社から刊行した小説です。小説家志望の19歳・ゆめは、90歳の祖母と母との3人暮らしの中で、ままならない日常を悪態に変えながら、自分の人生がこれから始まるという感覚へ向かいます。河出書房新社公式ページとBooks出版書誌デ… 家族青春貧困
  4. 004 2022 夏鳥たちのとまり木 なつどりたちのとまりぎ 奥田亜希子 単行本・双葉社 『夏鳥たちのとまり木』は、教師となった葉奈子が、中学二年の夏に経験した逃避とその真実に向き合う長篇です。育児放棄気味の母親から逃れるため、ネットで知り合った男のもとへ身を寄せた過去が、現在の自己認識と絡み合います。家庭、孤独、記憶の再解釈を扱う作品として確認できます。 家族過去孤独
  5. 005 2020 pray human ぷれいひゅーまん 崔実 初出・「群像」2020年3月号 『pray human』は、崔実が『群像』2020年3月号に発表し、同年9月に講談社から刊行した小説です。創作が芥川賞候補になった「わたし」は、17歳で入院した精神科で出会った安城さんからの電話を受け、精神病棟での日々、救えなかった親友、子供時代の傷を語り始めます。講談社公式は、少女たちのレジスタン… 記憶友情
  6. 006 2020 白野真澄はしょうがない しろのますみはしょうがない 奥田亜希子 単行本・東京創元社 『白野真澄はしょうがない』は、同じ名前を持つ複数の人物を配した短編集。五人それぞれの生活の結び目や言いづらい秘密を描き、名前という共通点から個々の人生のずれや切実さを浮かび上がらせる。東京創元社の内容紹介では『ミステリーズ!』掲載作を含む短編集として確認でき、日常小説に軽い謎の感触が重なる。 女性日常秘密
  7. 007 2018 青春のジョーカー せいしゅんのジョーカー 奥田亜希子 単行本・集英社 『青春のジョーカー』は、スクールカーストの下層にいる中学三年生・基哉を主人公にした青春小説。背丈や容姿への劣等感、兄への距離感、年長者の世界に触れる夏の経験を通じて、思春期の自意識が揺さぶられる過程を描く。性や承認への戸惑いを扱いながら、少年が自分の位置を見直していく物語として読める。 青春少年
  8. 008 2016 五つ星をつけてよ いつつぼしをつけてよ 奥田亜希子 単行本・新潮社 『五つ星をつけてよ』は、奥田亜希子が2016年10月に新潮社から刊行した連作集です。ディスプレイに並ぶ口コミの星や「いいね!」を手がかりに、服や家電だけでなく人間関係まで選ぼうとする人々を描きます。ブログ、SNS、写真共有サイトなど、手のひらサイズのインターネットが知らず知らずに心と心の距離を伸び縮… インターネット承認欲求家族
  9. 009 2010 嘘、本当、それ以外 うそほんとうそれいがい 三並夏 初出・文藝 2010年春季号(49巻1号) 『嘘、本当、それ以外』は、三並夏が『平成マシンガンズ』で第42回文藝賞を受賞した後に発表した受賞第一作です。NDLサーチでは「文藝賞受賞第一作」として記録され、CiNii Researchで『文藝』49巻1号、2010年、186-223ページ掲載の書誌を確認できます。デビュー作の強い語りから、三並夏… 真実と虚構青春自己認識
  10. 010 2010 手のひらに微熱 てのひらにびねつ 藤代泉 初出・文藝 49巻3号(2010年) 『手のひらに微熱』は、藤代泉が『ボーダー&レス』で第46回文藝賞を受賞した後に発表した受賞第一作です。NDLサーチでは「文藝賞受賞第一作」として記録され、CiNii Researchで『文藝』49巻3号、2010年、88-145ページ掲載の書誌を確認できます。『ボーダー&レス』以後の藤代泉の初期展開… 身体感覚自己認識
  11. 011 2005 心のかけら ココロ ノ カケラ 広谷鏡子 単行本・角川春樹事務所 角川春樹事務所から2005年に刊行された広谷鏡子の未収録単著。 内面喪失自己認識
  12. 012 1993 前へ、進め マエ エ ススメ 佐藤洋二郎 単行本・講談社 1993年に講談社から刊行された佐藤洋二郎の単著図書。既登録作とは別の初期長篇候補。 青春自己認識長篇
  13. 013 1992 あの空の色 あのそらのいろ 松村栄子 単行本・マガジンハウス 『あの空の色』は、芥川賞受賞作『至高聖所』後に刊行された松村栄子の単著です。書誌上は日本文学の随筆・散文に分類されるため、作品データへ追加する場合は小説枠ではなく、作家の初期散文集として慎重に位置づけるのがよい。 日常自己認識随筆
  14. 014 1989 カリフォルニアの歌 カリフォルニア ノ ウタ 三浦清宏 単行本・福武書店 1989年に福武書店から刊行された三浦清宏の単著図書。既登録作とは別の海外・異文化系候補。 異文化越境自己認識
  15. 015 1986 スキャンダル すきゃんだる 遠藤周作 単行本・新潮社 NDLサーチで1986年3月刊、新潮社、ISBN 4-10-600645-6の単行本として確認できる。 作家と文学欲望
  16. 016 1979 愚者の夜 ぐしゃのよる 青野聰 初出・『文學界』1979年上半期掲載。1979年、文藝春秋より単行本刊行。 『愚者の夜』は、青野聰が第81回芥川龍之介賞を受賞した小説です。日本文学振興会の公式一覧では1979年上半期の受賞作として掲載誌『文學界』とともに記録され、NDLサーチでは1979年文藝春秋版および1983年文春文庫版の書誌を確認できます。公開Webで信頼できる詳細梗概は確認できなかったため、作品紹… 孤独と疎外自己認識 第81回 芥川賞