Setting
島
舞台「島」に分類された 6 作品。
- 001 2022 孤島の飛来人 ことうのひらいじん 『孤島の飛来人』は、北硫黄島を舞台に、空を飛ぶことへの恐怖と衝動をめぐって展開する小説です。中央公論新社公式ページでは、無人のはずの島に住む人々、戦争の記憶、看守と囚人、六色の風船が絡む物語として紹介されている。現実の島と幻想的な飛翔のイメージを重ね、移動すること、飛ぶこと、そこに留まることの意味を…
- 002 2019 おいしい家族 おいしいかぞく 『おいしい家族』は、「すばる」2019年8月号に掲載され、同年9月に集英社から単行本化されたふくだももこの小説です。母の三回忌に故郷の島へ帰った橙花が、母の服を着た父、義妹、見知らぬ人々が家族のように食卓を囲む場に向き合います。集英社公式の文庫版紹介では、性別、血縁、国籍を超えた新しい家族のかたちを…
- 003 2018 オブジェクタム おぶじぇくたむ 『オブジェクタム』は、高山羽根子の作品集です。表題作では、大人になった主人公が祖父の壁新聞や記憶の断片を追い、事件と祖父の真相のかかわりを探ります。資料、記憶、家族史をめぐる探索に、収録作「太陽の側の島」などの幻想的な想像力が響き合う一冊として整理できます。
- 004 2007 おのごろじま 『おのごろじま』は、詩人としても活動する日和聡子の小説作品です。古事記的な響きを帯びる題名のもと、島、土地、生成、記憶の感触を、散文と詩の境界に近い文体で立ち上げます。物語の筋よりも、言葉の音楽性と神話的なイメージが前景化する作品です。
- 005 1999 魂込め まぶいぐみ 『魂込め』は、沖縄の風土と戦争の記憶を背景に、失われたものの声や共同体の奥行きを描く短篇集です。表題の「まぶいぐみ」は魂を込め直すという沖縄の言葉に由来し、目取真俊の文学に通底する記憶と傷の主題が強く表れています。
- 006 1994 密やかな結晶 ひそやかなけっしょう NDLサーチで1994年1月刊の講談社版単行本、1999年講談社文庫版、2020年刊行版を確認できる。既登録の初期芥川賞作と代表的ベストセラーの間を補う候補。