たわだ ようこ
多和田葉子
略歴 Profile
東京都中野区生まれ。早稲田大学文学部卒、ハンブルク大学大学院修士課程修了。1982年にドイツへ渡り以来ベルリン在住。日本語とドイツ語の両言語で小説・詩を執筆する越境作家。1993年「犬婿入り」で第108回芥川賞を受賞。「かかとを失くして」で群像新人文学賞。ゲーテメダル、全米図書賞(翻訳部門)など国際的な評価が高い。 このデータベースでは2作品を収録し、発表年は1991年から1992年に及びます。群像新人賞、芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味ではアイデンティティ、言葉と言語、不穏、身体といった切り口から作品を探せます。
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1991 かかとを失くして かかとをなくして 『かかとを失くして』は、ドイツ語圏に渡った日本人女性の言語と身体の変容を、夢幻的な語りで描く多和田葉子のデビュー作です。足元の感覚を失うというイメージが、母語の外へ出る不安や、身体の境界の揺らぎにつながっていきます。越境文学・エクソフォニーの出発点として重要な作品です。 第34回 群像新人賞
- 002 1992 犬婿入り いぬむこいり 『犬婿入り』は、塾講師の女性が犬に変身した男性と同棲する物語を軸に、言語、身体、変身の主題を展開する作品です。民話的な想像力を現代の都市生活へ持ち込み、人間と動物、女と男、日本語と外部の境界を揺らします。多和田葉子の越境的で実験的な文体がよく現れた芥川賞受賞作です。 第108回 芥川賞
単行本
- 001 1991 かかとを失くして かかとをなくして 『かかとを失くして』は、ドイツ語圏に渡った日本人女性の言語と身体の変容を、夢幻的な語りで描く多和田葉子のデビュー作です。足元の感覚を失うというイメージが、母語の外へ出る不安や、身体の境界の揺らぎにつながっていきます。越境文学・エクソフォニーの出発点として重要な作品です。 第34回 群像新人賞
- 002 1992 犬婿入り いぬむこいり 『犬婿入り』は、塾講師の女性が犬に変身した男性と同棲する物語を軸に、言語、身体、変身の主題を展開する作品です。民話的な想像力を現代の都市生活へ持ち込み、人間と動物、女と男、日本語と外部の境界を揺らします。多和田葉子の越境的で実験的な文体がよく現れた芥川賞受賞作です。 第108回 芥川賞