しょうの じゅんぞう
庄野潤三
略歴 Profile
大阪府生まれ。大阪外国語大学英語科卒。「プールサイド小景」で第32回芥川賞を受賞し、第三の新人の一人に数えられた。都市近郊の中産階級家庭の穏やかな日常を細密に描く作風で、後期は「夕べの雲」をはじめとする家族小説に独自の境地を開いた。 このデータベースでは4作品を収録し、発表年は1954年から1988年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では家族、穏やか、生活、静謐、日常といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 庄野潤三 - Wikipedia
(Wikipedia)生没年・経歴・「プールサイド小景」の初出・受賞を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
単行本
- 001 1954 プールサイド小景 ぷーるさいどしょうけい 『プールサイド小景』は、社員旅行の一日を舞台に、家庭を持つ男の欲望と罪悪感を細密に描く短篇です。劇的事件よりも視線、沈黙、気まずさの変化を追うことで、都市生活者の不安を浮かび上がらせます。庄野潤三の静かな日常描写のなかに、戦後の家庭と個人の距離感が滲む作品です。 第32回 芥川賞
- 002 1965 夕べの雲 ゆうべのくも 『夕べの雲』は、郊外の家庭生活を大きな事件ではなく、家族の会話、子どもの成長、季節の変化の積み重ねとして描く庄野潤三の代表的長篇です。日常の細部を丁寧に見ることで、戦後の家庭小説に独自の静けさをもたらしています。
- 003 1971 絵合せ えあわせ NDLサーチで1971年刊の講談社版単行本、および1977年版を確認できる。
- 004 1988 インド綿の服 いんどめんのふく NDLサーチで1988年2月刊の講談社版単行本を確認できる。