おぎの あんな
荻野アンナ
略歴 Profile
神奈川県横浜市生まれ(本名:荻野安奈)。父はアメリカ人、母は日本人画家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業後、パリ第4大学でラブレー研究。慶應義塾大学名誉教授。1991年「背負い水」で第105回芥川賞を受賞。3年連続の候補経験を経た受賞として知られる。 このデータベースでは12作品を収録し、発表年は1990年から2017年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では身体、女性、遊戯的、言葉遊び、スポーツといった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 荻野アンナ - Wikipedia
(Wikipedia)生年・学歴・経歴・受賞歴を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1991 背負い水 せおいみず 『背負い水』は、荻野アンナが三年連続候補を経て芥川賞を受けた作品です。ラブレー研究者としての言語感覚を背景に、肉体、性、笑いを奔放な語りで絡ませます。湿った私小説性よりも、身体と言葉がはねるようなユーモアが前面に出る作品です。 第105回 芥川賞
- 002 2002 けなげ けなげ 2002年刊。NDLで単著として確認できる。
- 003 2005 蟹と彼と私 『蟹と彼と私』は、荻野アンナが『すばる』連載を経て集英社から刊行した作品です。癌という重い題材を、病の記録だけに閉じず、語りの跳躍、言葉のずれ、奇妙なユーモアによって多層化しています。身体と死をめぐる切実さと、荻野作品らしいパロディ的な文体感覚が同居する一冊です。
- 004 2009 殴る女 なぐるおんな 2009年刊。連載後に集英社から刊行されたとみられる。
- 005 2015 電気作家 でんきさっか 2015年刊。NDLで単著として確認できる。
単行本
- 001 1990 遊機体 ゆうきたい 1990年刊。既存の『背負い水』以前の単著候補。
- 002 1991 背負い水 せおいみず 『背負い水』は、荻野アンナが三年連続候補を経て芥川賞を受けた作品です。ラブレー研究者としての言語感覚を背景に、肉体、性、笑いを奔放な語りで絡ませます。湿った私小説性よりも、身体と言葉がはねるようなユーモアが前面に出る作品です。 第105回 芥川賞
- 003 1991 ブリューゲル、飛んだ ブリューゲルとんだ 1991年刊。1994年に新潮文庫版も確認できる。
- 004 1992 アイ・ラブ安吾 アイラブあんご 1992年刊。1995年に朝日文庫版も確認できる。
- 005 1992 コジキ外伝 コジキがいでん 1992年刊。手製複製本ではなく岩波書店の一次刊本を候補化。
- 006 1994 桃物語 ももものがたり 1994年刊。タイトル上、昔話/物語の再話・変奏の可能性がある。
- 007 1994 食べる女 たべるおんな 1994年刊。食と女性を主題に含む可能性が高い。
- 008 2002 けなげ けなげ 2002年刊。NDLで単著として確認できる。
- 009 2007 蟹と彼と私 『蟹と彼と私』は、荻野アンナが『すばる』連載を経て集英社から刊行した作品です。癌という重い題材を、病の記録だけに閉じず、語りの跳躍、言葉のずれ、奇妙なユーモアによって多層化しています。身体と死をめぐる切実さと、荻野作品らしいパロディ的な文体感覚が同居する一冊です。
- 010 2009 殴る女 なぐるおんな 2009年刊。連載後に集英社から刊行されたとみられる。
- 011 2015 電気作家 でんきさっか 2015年刊。NDLで単著として確認できる。
- 012 2017 カシス川 カシスがわ 2017年刊。NDLで荻野アンナ著として確認できる。