りーびー ひでお
リービ英雄
略歴 Profile
米国カリフォルニア州バークレー生まれ。プリンストン大学東洋学専攻卒、同大学院で1978年に博士号取得。スタンフォード大学准教授を経て2020年まで法政大学教授。英語・日本語の二言語で創作する越境作家。1982年万葉集の英訳で全米図書賞、1992年「星条旗の聞こえない部屋」で第14回野間文芸新人賞を受賞。「千々にくだけて」で大佛次郎賞など国際的評価が高い。 このデータベースでは8作品を収録し、発表年は1992年から2021年に及びます。野間新人賞、野間文芸賞の受賞作を含みます。主題や読み味では移民と越境、言葉と言語、思索的、アイデンティティ、記憶といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- リービ英雄 - Wikipedia
(Wikipedia)生年・出身・学歴・経歴・受賞歴を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1992 星条旗の聞こえない部屋 せいじょうきの きこえない へや 『星条旗の聞こえない部屋』は、1960年代後半の横浜で、アメリカ外交官の息子ベン・アイザックが領事館を飛び出し、東京をさまよう物語です。日英二言語の狭間で、自分がどこに属するのかを探る越境文学の先駆的作品です。日本語で書くことそのものが、主人公のアイデンティティの問いと重なっています。 第14回 野間新人賞
- 002 2004 千々にくだけて ちぢにくだけて 『千々にくだけて』は、リービ英雄が9・11体験の核心から、現代世界の変容と危機を描いた小説です。講談社公式ページでは「ノンフィクションを超えたフィクション」と紹介され、2001年夏の終わりに日本から母国アメリカへ旅立った主人公が、同時多発テロによる国境閉鎖で経由地カナダに足止めされる物語として確認で…
単行本
- 001 1992 星条旗の聞こえない部屋 せいじょうきの きこえない へや 『星条旗の聞こえない部屋』は、1960年代後半の横浜で、アメリカ外交官の息子ベン・アイザックが領事館を飛び出し、東京をさまよう物語です。日英二言語の狭間で、自分がどこに属するのかを探る越境文学の先駆的作品です。日本語で書くことそのものが、主人公のアイデンティティの問いと重なっています。 第14回 野間新人賞
- 002 1996 天安門 てんあんもん 1996年講談社刊。NDLで単行本および2011年講談社文芸文庫版をNDC 913.6として確認できる。講談社公式とBooks/JPROで書誌も確認可能。
- 003 1998 国民のうた こくみんのうた 1998年講談社刊。NDLでNDC 913.6の図書として確認し、Books/JPROと講談社公式で書誌を確認できる。
- 004 2002 ヘンリーたけしレウィツキーの夏の紀行 へんりーたけしれうぃつきーのなつのきこう 2002年10月講談社刊。NDLでNDC 913.6の図書として確認し、Books/JPROと講談社公式でページ数・発売日等を確認できる。
- 005 2005 千々にくだけて ちぢにくだけて 『千々にくだけて』は、リービ英雄が9・11体験の核心から、現代世界の変容と危機を描いた小説です。講談社公式ページでは「ノンフィクションを超えたフィクション」と紹介され、2001年夏の終わりに日本から母国アメリカへ旅立った主人公が、同時多発テロによる国境閉鎖で経由地カナダに足止めされる物語として確認で…
- 006 2008 仮の水 かりのみず 2008年8月講談社刊。NDLでNDC 913.6の図書として確認し、Books/JPROと講談社公式で書誌を確認できる。
- 007 2016 模範郷 もはんきょう Books/JPROは「故郷」という日本語を知らなかった語り手が、半世紀ぶりに故郷・台湾を訪れる時の旅人の物語として紹介している。NDLで2016年集英社単行本、2019年集英社文庫版をNDC 913.6として確認。
- 008 2021 天路 てんろ 『天路』は、東アジアの土地を移動する経験と、日本語で書くことの感覚を重ね合わせるリービ英雄の長篇です。旅の行程は、単なる紀行ではなく、言葉、歴史、身体の位置を問い直す道筋になる。越境文学としての自意識と、土地の具体的な手触りが交差する作品です。 第74回 野間文芸賞