かわかみ ひろみ
川上弘美
略歴 Profile
東京都生まれ。お茶の水女子大学理学部卒。高校の生物教員を経て執筆に専念。1994年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞しデビュー。1996年「蛇を踏む」で第115回芥川賞を受賞。異界と日常が滑らかに溶け合う作風と、「センセイの鞄」など恋愛を静かに描く長編でも知られる。谷崎潤一郎賞・泉鏡花文学賞等受賞。 このデータベースでは3作品を収録し、発表年は1996年から2023年に及びます。芥川賞、谷崎賞、野間文芸賞の受賞作を含みます。主題や読み味では恋愛、やわらかい、温かい、記憶、孤独といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 川上弘美 - Wikipedia
(Wikipedia)生年・学歴・教員経歴・受賞歴を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1996 蛇を踏む へびをふむ 『蛇を踏む』は、藪で蛇を踏んだ女性の前に、その蛇が女の姿で現れ、「蛇になれ」と迫ってくる芥川賞受賞作です。日常の手触りを残したまま異界が入り込み、現実と幻想の境界が曖昧になっていくところに読みどころがある。身体の変容、親密さへの恐れ、奇妙な同居感を、川上弘美の初期作らしい静かな不穏さで描く。 第115回 芥川賞
- 002 2001 センセイの鞄 せんせいのかばん 『センセイの鞄』は、元教師と元教え子の再会から始まる恋愛小説です。居酒屋でのやりとり、季節の食べ物、散歩や旅の場面を積み重ねながら、二人の距離が急がずに変化していきます。川上弘美らしい淡いユーモアと寂しさが同居する代表作です。 第37回 谷崎賞
単行本
- 001 1996 蛇を踏む へびをふむ 『蛇を踏む』は、藪で蛇を踏んだ女性の前に、その蛇が女の姿で現れ、「蛇になれ」と迫ってくる芥川賞受賞作です。日常の手触りを残したまま異界が入り込み、現実と幻想の境界が曖昧になっていくところに読みどころがある。身体の変容、親密さへの恐れ、奇妙な同居感を、川上弘美の初期作らしい静かな不穏さで描く。 第115回 芥川賞
- 002 2001 センセイの鞄 せんせいのかばん 『センセイの鞄』は、元教師と元教え子の再会から始まる恋愛小説です。居酒屋でのやりとり、季節の食べ物、散歩や旅の場面を積み重ねながら、二人の距離が急がずに変化していきます。川上弘美らしい淡いユーモアと寂しさが同居する代表作です。 第37回 谷崎賞
- 003 2023 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ こいははかないあるいはぷーるのそこのすてーき 『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』は、恋愛の記憶、時間の距離、語ることの不確かさをめぐる長篇です。川上弘美らしい日常と奇妙さの接続が、題名の比喩のように、現実感を少しずつずらしていく。恋を直接描くだけでなく、記憶のなかで恋がどのように形を変えるかを読む作品です。 第76回 野間文芸賞