いとう ひろみ

伊藤比呂美

b.1955

略歴 Profile

東京都板橋区生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。1978年第一詩集「草木の空」で現代詩手帖賞を受賞しデビュー。1997年からカリフォルニア州在住。詩・小説・翻訳と多彩に活動し、「ラニーニャ」(1999年)で第21回野間文芸新人賞(阿部和重と同時)を受賞。「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」で萩原朔太郎賞・紫式部文学賞も受賞。 このデータベースでは5作品を収録し、発表年は1999年から2017年に及びます。野間新人賞の受賞作を含みます。主題や読み味では身体、介護、死生観、切実、奔放といった切り口から作品を探せます。

出典 Sources

収録作品 Works

文芸誌での初出

  1. 001 1999 ラニーニャ らにーにゃ 初出・新潮社1999年刊 カリフォルニアに暮らす日本人女性を中心に、異国での育児と日本にいる老親の介護が交差していく長篇です。母であること、娘であること、移動する身体を、詩人としての言語感覚を残した散文でたどります。生活の具体と身体感覚が強く、家族小説であると同時に越境文学としても読める作品です。 母と子ケアと介護身体 第21回 野間新人賞
  2. 002 2006 とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起 とげぬき しんすがもじぞうえんぎ 初出・「群像」2006年2月号に第1回、2007年4月号に最終回掲載。講談社2007年6月刊。 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』は、伊藤比呂美が『群像』に連載し、2007年に講談社から刊行した長篇詩的散文です。カリフォルニアと日本を行き来する語り手が、老いた父母の介護、身体の痛み、家族の変化、仏教的な死生観を、巣鴨地蔵への祈りや縁起譚のような声に重ねて語ります。詩と小説、私的記録と説話がほどけ合う… 老い介護身体

単行本

  1. 001 1999 ラニーニャ らにーにゃ 単行本・新潮社 カリフォルニアに暮らす日本人女性を中心に、異国での育児と日本にいる老親の介護が交差していく長篇です。母であること、娘であること、移動する身体を、詩人としての言語感覚を残した散文でたどります。生活の具体と身体感覚が強く、家族小説であると同時に越境文学としても読める作品です。 母と子ケアと介護身体 第21回 野間新人賞
  2. 002 2005 河原荒草 かわらあれくさ 単行本・思潮社 NDLサーチで2005年10月刊、思潮社、ISBN 4-7837-2101-7の単行本として確認できる。 身体自然言葉
  3. 003 2007 とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起 とげぬき しんすがもじぞうえんぎ 単行本・講談社 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』は、伊藤比呂美が『群像』に連載し、2007年に講談社から刊行した長篇詩的散文です。カリフォルニアと日本を行き来する語り手が、老いた父母の介護、身体の痛み、家族の変化、仏教的な死生観を、巣鴨地蔵への祈りや縁起譚のような声に重ねて語ります。詩と小説、私的記録と説話がほどけ合う… 老い介護身体
  4. 004 2013 犬心 いぬごころ 単行本・文藝春秋 NDLサーチで2013年6月刊、文藝春秋、ISBN 978-4-16-376460-3の単行本として確認できる。 動物家族介護
  5. 005 2017 切腹考 せっぷくこう 単行本・文藝春秋 NDLサーチで2017年2月刊、文藝春秋、ISBN 978-4-16-390603-4の単行本として確認できる。 文学身体死生観