はなむら まんげつ
花村萬月
略歴 Profile
東京都生まれ。児童養護施設で育ち、高校を3日で退学後に各地を放浪し様々な肉体労働に従事。1989年「ゴッド・ブレイス物語」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞を藤沢周と同時受賞。暴力・性・宗教を大胆に描く過剰な文体の作家。1998年「皆月」で吉川英治文学新人賞も受賞。 このデータベースでは5作品を収録し、発表年は1990年から1998年に及びます。芥川賞の受賞作を含みます。主題や読み味では暴力、音楽、荒々しい、若者、性といった切り口から作品を探せます。
出典 Sources
- 花村萬月 - Wikipedia
(Wikipedia)生年・児童養護施設経歴・受賞歴を確認
収録作品 Works
文芸誌での初出
- 001 1997 皆月 『皆月』は、花村萬月が芥川賞受賞作『ゲルマニウムの夜』の前後に書いた長篇小説です。妻に金を持ち逃げされた中年男が、義弟や風俗で働く女性との関係のなかで、傷ついた生活を立て直していきます。暴力や性を含む花村作品らしい荒い手触りのなかに、再生の物語が置かれています。
- 002 1998 ゲルマニウムの夜 げるまにうむのよる 『ゲルマニウムの夜』は、かつて暮らした修道院兼教護院へ、殺人の後に戻ってくる青年を中心にした長篇です。信仰の場であるはずの空間に、暴力、性、罪悪感が濃密に入り込み、聖と俗の境界が崩れていきます。荒々しい身体感覚と過剰な熱量によって、逃げ場のない生を押し出す作品です。 第119回 芥川賞
単行本
- 001 1990 ゴッド・ブレイス物語 ごっど・ぶれいすものがたり 集英社から1990年2月に刊行された花村萬月の未登録単行本。
- 002 1992 ブルース ぶるーす 角川書店から1992年8月に刊行された花村萬月の未登録単行本。
- 003 1997 皆月 『皆月』は、花村萬月が芥川賞受賞作『ゲルマニウムの夜』の前後に書いた長篇小説です。妻に金を持ち逃げされた中年男が、義弟や風俗で働く女性との関係のなかで、傷ついた生活を立て直していきます。暴力や性を含む花村作品らしい荒い手触りのなかに、再生の物語が置かれています。
- 004 1998 ゲルマニウムの夜 げるまにうむのよる 『ゲルマニウムの夜』は、かつて暮らした修道院兼教護院へ、殺人の後に戻ってくる青年を中心にした長篇です。信仰の場であるはずの空間に、暴力、性、罪悪感が濃密に入り込み、聖と俗の境界が崩れていきます。荒々しい身体感覚と過剰な熱量によって、逃げ場のない生を押し出す作品です。 第119回 芥川賞
- 005 1998 二進法の犬 にしんほうのいぬ 光文社から1998年11月に刊行された長編小説。NDLで単行本と文庫版を確認。